ネガティブな潜在意識を書き換えるために

昨日から「本当に奇跡が起きる5日間ワーク」という本を読んで、実践を始めています。今までいろんな自己啓発本を読んだり、アドラー心理学や仏教の教えを学んできました。それぞれにいろんな学びや新しい発見がありましたが、「なるほど、そういう考えもあるのか！」と納得できても、実生活の中で上手く取り入れることが出来ませんでした。

読んで学ぶだけでは、人間なかなか変われないのだと思います。知識として知ることも大切ですが、やはり実践してトレーニングを積んで自分のものにするというプロセスが必要なのだと思いました。

「人の悪口や批判は、自分が受け取らなければ自分のものにはならない」という仏教の教えがあります。つまり、他人のネガティブな言葉を受けて、傷付くかどうかは自分が決められるということです。確かに一理あると思います。それを聞いただけで、素直に実践できる人もいるでしょうが、自分はそう簡単に出来ませんでした。

どんなに優れた理論や思考法でも、人それぞれ合う合わないがあると思っています。ただ、自分の心に深く染み付いたネガティブ思考の沼から抜け出すためには、日々実践できるようなワークが必須だと感じました。もちろん「自分の感情を否定しない」という取り組みも大事にしています。ただ、それだけではどうしても自分の心が安定しないのも事実でした。もっと心の土台をしっかり固める作業が自分には必要だと感じていました。

「本当に奇跡が起きる5日間ワーク」のエッセンス

この本は割とコンパクトにまとめられていて、長々と理論が書かれているようなこともなく、必要最低限の知識を与えた上で、あとは実践あるのみという構成になっています。気になる方はぜひ読んでみていただけたらと思いますが、かいつまんでエッセンスだけまとめておきたいと思います。

「ベルトコンベア理論」とは

「今現在の自分が発した言葉、行動、思考がエネルギーとなって未来に投げられ、時間差で形を変えて返ってくる」という考え方が土台になります。自分を中心としてぐるっと一周回っているベルトコンベアがあると想像した時に、そこに一体どんなものを流すかによって、後に一周回って自分に返ってくるものが決まってくるというイメージです。引き寄せの法則とも似たような考え方ですが、いずれにせよ未来の自分がどうなっているかは、今の自分が何を考え、どんな言葉を発し、行動をするのかによって決まってくるということを表しています。

何か怪しいスピリチュアルっぽい？

そんな風に感じる人もいるかもしれません。でも、自分はこの考えを聞いた時にすごく腑に落ちるものがありました。なぜなら、これまでの自分に見事に当てはまっていたからです。自分ではそんなつもりもなくやっていましたが、知らず知らずのうちにベルトコンベアにネガティブな思考、言葉、行動を流しまくっていたから、後に起きる出来事も不幸に近付いていくものが多かったのだと思います。不安、不満、怒り、悲しみ・・・そんな感情に支配されがちだった自分に幸せが勝手に訪れるはずがなかったのです。

１日目のワーク「ネガティブな言葉を封印する」（５日間継続）

初日のワークは、とにかくネガティブな言葉を一切発しないようにすることです。ネガティブ寄りの言葉も極力使わないようにして、もし使ってしまったら「リセット、リセット」と唱えます。自分の場合は、脳内でもネガティブな言葉が浮かびがちなので、そうした言葉が浮かんできても打ち消すようにしています。つい考えてしまったら、すぐにリセットと唱えるように気を付けています。

２日目のワーク「ありがとう」と１０００回唱える

ネガティブを封印したら、「ありがとう」を唱え続けることで、潜在意識にポジティブ要素を注ぎ込んでいくワークになります。ベルトコンベアに投げ込むのと潜在意識に注ぐのは同じことを意味しています。１０００回唱えるのが大変と思う人は、YouTubeにありがとうを１０００回唱えている動画がありますので、それを聞くだけでも良いそうです。１５分程度なので、家事をしながら聞いたらあっという間です。

これからどんな奇跡が起きるのか

まだ始めたばかりですが、潜在意識を書き換える具体的な方法を知ることができたことに感謝して、ぜひこの取り組みを続けていきたいと思います。まずは５日間やってみて、その後も継続していけたら、ネガティブ沼から抜け出せている未来が見えて来ました。

ありがとうのワークを実践しただけで、何かとネガティブな思考が湧きがちだった脳内にポジティブな要素が加わってきたのを実感できました。もし、同じ悩みを抱えておられる方がいらしたら、ぜひ一緒に取り組んでみませんか。本を読むのが苦手な方にもエッセンスが伝わるようにまた明日以降も簡単にやるべきことをまとめていきながら、自分に起こった変化についても記録を残していこうと思います。

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。noteを書くこと、読んでくださる人がいることが自分の救いになっています。今日も幸せな気持ちで過ごせる人が一人でも多く増えますように・・・