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展示会参加で得た新卒1年目エンジニアの成長体験


はじめに

こんにちは。
私たちは新卒1年目のワァ、次期レジェンド講師、mosaです。
ナビタイムジャパンのビジネスナビタイム事業に所属し『ビジネスナビタイム動態管理ソリューション』(以下、ビジナビ動態管理)のAndroidとWeb、『トラックカーナビ』のiOSの開発を担当しています。

私たちが所属する事業およびサービスの内容

昨今「物流業界の2024年問題」などによって、労働力不足が懸念されていますが、ビジネスナビタイム事業では「働く人にしわ寄せが来ない社会」を目指し、経路探索の技術で輸配送業務(ヒト・モノ)の効率化を支援しています。
具体的には、『ビジナビ動態管理』と『トラックカーナビ』の2つのサービスを展開しています。
『ビジナビ動態管理』は、法人企業様向けに提供をしている、スマートフォンを活用した動態管理、及びカーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービスです。
『トラックカーナビ』は、トラックドライバー向けに特化した日本初のカーナビアプリです。
各サービスの詳細については下記のリンク先でご紹介しておりますので、お時間がございましたら是非ご覧ください。

展示会の概要

今回私たちは2024年1月24日から26日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「スマート物流EXPO」参加しました。
この展示会は、物流業界が抱える様々な課題を解決するための最新技術が出展される場であり、スマート物流を実現するためのAI・ロボット・物流設備などを扱う84社の企業が参加しました。
また、同時開催された他の展示会を含めると、計77,744人の来場者が集まり、物流業界における革新的な取り組みや技術の発展を促進する場として、大きな注目を集めました。
引用:https://www.smart-logistic.jp/tokyo/ja-jp.html

今回私たちが展示会に説明員として参加した理由

ビジネスナビタイム事業では、毎年物流に関係する展示会に出展し、幅広いお客様にご利用いただけるよう当社のサービスを積極的に紹介しています。また、当社では展示会やお客様との打ち合わせなどを通して、営業だけでなく開発者もお客様と接する機会があります。そうした文化の中で、新卒入社1年目の私たちも自ら手を挙げ、今回の展示会に説明員として参加しました。

当日を迎えるまで

展示会で来場者の皆様に、わかりやすく魅力的にサービスについて説明するために、私たちはサービスの理解を重視して以下の4点を準備しました。

1  自分たちがサービス理解を深めるためのテストを作成
サービスの機能や料金体系に関するテストをGoogleフォームで作成し、繰り返し解きました。テスト作成の過程と解く過程の両方から、サービスの機能や仕組みをより深く理解することができました。

2  マニュアルを通じて機能を触る
マニュアルを通じて、サービスの操作方法や機能を実践的に学びました。顧客がサービスをどのような状況で活用するかを想像し、その利用目的や利点について考えることができました。

3  オリエンテーション
事前に会場の全体図やブースの構成、当日の動きなどを先輩方に丁寧に説明していただきました。疑問点についても解消することができ、万全の状態で展示会に参加することができました。

4  名刺交換の練習
動画を参考にして名刺交換のスムーズな進行方法やマナーを練習しました。また、経験豊富な営業から詳細な指導を受け、名刺交換におけるポイントや注意点について学びました。さらに、営業と一緒に商談や会議などの場面で名刺交換を行い、実践的な経験を積みました。

当日を迎えるまでにたくさんの準備をしてきました。しかし当日までは、ブースに立って説明することに対する「緊張感」と、展示会に対する「高揚感」が入り混じった気持ちでした。

展示会に参加しての新卒視点の感想

学び・気づき

  • 展示会では、さまざまな業界やバックグラウンドを持つ人々から質問が寄せられるため、自分が把握していなかった機能やサービスに関する情報、お客様のニーズを見つける事ができました。

  • 当社サービスに興味を持ってくださる方がいることを実感することができました。1年目からお客様がサービスをどう使っているかや、要望を実際にお聞きすることで、サービスを開発する上でのイメージを沸かせることが出来ました。

  • 業務で開発をしていたり取り扱っている機能でも、実際にお客様から質問をされて答えようとした時に、咄嗟に言葉に出てこないことがありました。業務で開発をする際には、「この機能がお客様のどういったところで使われるのか」を意識しながら、サービスを考えたり、開発をすることが重要だと気付きました。

来場者の方々からの嬉しいお声

  • 来場者の方から「『ビジナビ動態管理』をうちの会社で使用しています。いつも助かっています!」という嬉しい声をいただき、開発者としてのモチベーションがさらに高まりました。対面で感想を伝えていただけると、普段味わえないような感情が湧いてきました。

  • 私たちが関わっている『ビジナビ動態管理』とは異なるものの、当社の『乗換NAVITIME』もプライベートで利用しているというお声を多数いただき、当社のサービスが人々の生活に役立っていることを改めて実感できました。こうした反響を得られることで、私たちのサービスが日々の生活に密接に関わっていることを感じ取れ、これからも開発への取り組みに一層の励みになると感じました。

展示会を通して成長できたこと

  • 展示会に参加するにあたって、今の自分たちに足りないものは何かを考えた時、サービスに対する理解だと思いました。そこで、先輩方の力を借りながら改善を重ね、サービス理解のテスト作成やマニュアルを使用した機能理解などの準備を行いました。その甲斐もあり、当日は来場者の方からの質問に自信を持って回答することができました。この展示会参加を通じて、自ら考え行動する力や周りを巻き込みながら進める力が身につきました。

  • 展示会では、来場者からさまざまな質問が寄せられますが、それぞれの質問がなぜされたのかを理解し、その背景や意図を考慮しながら回答することが重要だと学びました。自分の伝えたいことをただ述べるのではなく、相手のニーズや関心に応えることが展示会で説明員として立つ際も、社会人としても大切で、日常の業務での資料作成やメンバーとのコミュニケーションでも、どういう意図があるのか念頭に置いて行動していくことが必要だと感じました。 

まとめ

当社には、新卒からでも開発以外の業務に携わることができ、実際にお客様と近い距離で仕事ができる環境があります。

私たちも今回の展示会を通して、普段の開発業務では得られないを経験することができました。今回学んだ事や来場者の方々の声を活かして、サービスをより良いものにしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。