データアライアンス担当がオススメする「イチ押し機能・イチ押しデータ」～既存の機能よりご紹介～
はじめに
こんにちは、T.T兄弟です。
ナビタイムジャパンで外部企業様とのアライアンス・データ連携（調達）を担当しています。
私はアライアンス・調達担当として有難いことに、自社サービスに多い時には年間”100種以上”のご契約データを導入させていただいております。
昨今新規データ・機能はプレスリリースでご紹介する機会がありますが、実は毎年多くの機能を開発している背景もあり過去にリリースした機能については埋もれたままになっているかもしれません。（もったいない！）
そんな背景もありまして、今回は過去にリリースされたデータの中から、アライアンス・データ連携担当者として特に「オススメ」なデータ・機能を本noteで1つ紹介してみたいと思いました。
オススメなデータ・機能
今回は数あるサービス群の中からカーナビ系サービスに注目し、『NAVITIMEドライブサポーター forスゴ得』で利用ができる「景観優先ルート」をご紹介したいと思います！
（上記リンク先よりご紹介文を抜粋）
ルート検索時に、近くに景観のよい区間がある場合に、ルート検索結果の一つとして「景観優先ルート」を検索できる機能です。
景観のよい区間のデータは、ルート詳細画面では各区間の紹介文や写真も見ることができます。写真のデータは、カメラマンの須藤英一氏が撮影したもので、美しい写真とともに、景観のよいルートをご案内いたします。
本機能は初めてリリースしたのは2012年ですが、実は毎年実際に現地の状況との納品済みデータに差異がないかチェックをしています。現在の現地の実態と大きく状況が乖離するデータがあれば、改めて写真やルートについて更新をかけているデータ・機能となります。
上記機能を知らない人がもしもいらっしゃいましたら、ぜひこの後ご紹介する設定をONにしてみてください！
先ず私が上記機能を皆さまにご紹介するにあたり、客観的な意見を誰かに聞きたいと思い…Chatサービスに問いかけてみました。
「景色の良い道路を運転すると、どんな良いことがありますか？」
…するとこんな素敵な回答が返ってきました！（2023.9月現在。一部抜粋）
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景色の良い道路を運転すると、主に以下のような良いことがあります。
・ストレス解消
景色を眺めることで、心が癒され、ストレスが解消されます。また、景色を眺めながら運転することで、普段の生活で忙しい頭をリフレッシュすることができます。
・気分転換
普段見慣れた景色ではなく、新しい景色を見ることで、気分転換になります。また、景色を眺めながら運転することで、旅に出たようなワクワク感を味わうことができます。
・新たな発見
景色を眺めながら運転していると、新しい発見があります。例えば、まだ見たことのない景色を見たり、新しいお店や施設を見つけたりすることもあります。
・コミュニケーションの活性化
家族や友人と景色の良い道路をドライブすることで、コミュニケーションが活性化されます。また、景色を眺めながら会話することで、旅行気分を味わうことができます。
もちろん、景色の良い道路を運転する際には、安全運転を心がけることが大切です。また、景色を眺めすぎると、周囲の状況に注意が散漫になるため、運転は常に最善を尽くしましょう。
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皆さん…「景観優先ルート」、オススメ機能ではありませんか！？
使い方・特徴紹介
上記機能は以下画面のようにチェックボックスとなっている「設定をON」にする必要がありますが、操作は簡単です。
下の画面は『NAVITIMEドライブサポーター forスゴ得』の設定画面となります。（画面左下の「メニュー」から「設定＞ルート検索条件＞表示ルートの選択」から以下画面に遷移できて設定可能です）
「景観優先ルート」で表示されるコースでは以下のような写真とコメントが確認できます！
写真には、山、川、湖、サクラ、橋、夜景など、色々なコースが登録されていますので、ぜひ皆さまの好きな景色を見つけてみてくださいね！
メリット
上記機能ですが、全部で「470」ものコースが掲載されていて、宝探しのように楽しむことができます！
（ルート検索時に、近くに景観のよい区間がある場合に、ルート検索結果の一つとして「景観優先ルート」を検索できます）
特に自分が気に入っている写真が、以下「レインボーブリッジの夜景」です。
上で記載させていただきましたように「ストレス解消」「気分転換」「新たな発見」「コミュニケーションの活性化」などの効用もありそうです。すごく急いでいる時にはオススメできませんが、特に天気が良い日だったり特定の季節や時間でしたら尚のこと、素敵な景色を眺めながら楽しみながら車で移動するのはいかがでしょうか。
（自分も朝の通勤時はセカセカしてしまっていますが、人は移動しながら何かを満たすことができるのだと改めて思いました）
ナビタイムジャパンの〇〇ルート
本機能ですが、提供いただきました写真データを、対象の道路ネットワークデータと紐づけることで実現しています。
道路ネットワークデータと紐づけることで、対象の区間に進入したときには音声でも「景観のいいルートに入りました」と案内してくれます！
また関連するところでは、弊社サービスのバイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター』でも以下画面のような「ツーリングロード」として、バイクが通行できる景観の良い道路を一覧や地図上で閲覧する機能も搭載しています！
そして「景観」からは外れてしまいますが、類似の機能として弊社サービスの『ALKOO(あるこう) by NAVITIME』では“＊＊歩でまわれる「散歩ルート」”という機能もリリースされております！
(上記開発に関わる過去のnote記事もこちらに掲載中です。ぜひご覧ください！)
おわりに
今後もナビタイムジャパンが提供する各サービスにおいて、データアライアンス・連携担当としてユーザーの皆さまが良い移動体験ができるよう、データ連携や機能開発に携わっていきたいと思っております。
こんなデータが検索できるようになったらいいな！というご意見もお待ちしております！