異なるチームのメンバーでモブプロをやってみて感じたこと
こんにちは、チームKです。今回は「異なるチームのメンバーでモブプロをやってみて感じたこと」についてお話したいと思います。
まずはメンバーの自己紹介です。
メンバー自己紹介
モブプロをやることになった経緯
このチームK、実は普段一緒に仕事をしていない、経験年数も異なるメンバーの集まりです。ナビタイムジャパンにはそんなプロジェクトを横断したグループが複数あり、その中の一つとして活動しています。バックグラウンドの異なる我々が、コミュニケーションの促進のために、お互いに話をしながら業務の経験も活かすことのできるモブプロをやってみようということになりました。
モブプロテーマ
今回、テーマとして選んだのは「アプリリリース完了の連絡をSlackワークフローで実現する」です。
テーマ選定理由
別のプロジェクトのメンバーで集まっての作業となるため、テーマは技術的なハードルが低いものを選定した方が良いだろう、という話になりました。
ちずやまのプロジェクトでは、これまでメールで行っていたリリース連絡を、Slackに移行していきたいと考えていました。
モブプロでSlackのワークフローで通知を行うようにできれば、実際の業務で役に立つ上に、技術的なハードルが低いという選定基準も満たし、他のプロジェクトでも活用する機会が多いのではないかと考え、そちらをテーマにすることに決定しました。
実際のモブプロの流れ
今回はオフラインで、全員が同じ部屋に集まって実施しました。まず最初に役割分担を決めます。
ドライバーは今回作成するワークフローを必要としているが作成経験のない「ちずやま」、メインのナビゲーターはワークフローの作成経験のある「おむすび」と「つけめん」が担当します。「せっきー」と「ぱんだ」はサポート役を担当しました。
ドライバーはワークフローを作成した経験がなかったため、どのように作成すればよいかわかりません。
ナビゲーター「チャンネルを開いて、左下のプラスボタンを押してください」
ナビゲーター「『ワークフロービルダーを開く』を押してください」
ナビゲーターは次々に指示を出していきます。
一緒にモブプロに参加し、ドライバーと同じくワークフローを作成した経験のないメンバーからは、
参加者「『ワークフロービルダーを開く』と『ワークフローを作成する』は何が違うのでしょうか?」
のような質問が出ました。このように、他のメンバーの疑問に対しても、その回答をその場で共有できるのはモブプロのメリットだと感じました。
フォーム作成の入力項目で「短い回答」と「長い回答」という選択肢が出てきました。質問の回答の種類を選択するものですが、
ナビゲーター「『短い回答』は1行で済むもの、『長い回答』は複数行になるようなものです」
ナビゲーター「バージョンは1行で済むので『短い回答』を選びましょう」
と初見では迷いそうなポイントも、ナビゲーターが的確に指示することで、ワークフローの作成はスムーズに進みました。
開始して10分くらいで最初のテスト投稿ができました。
ここからは「投稿先のチャンネルを毎回入力するのではなく固定するには?」「複数のチャンネルに同時に投稿するには?」など、要件を満たすように設定をブラッシュアップしていきます。
モブを開始して20分ほどで要件を満たすワークフローが完成しました。
やってみての感想
モブプロを実際に実施したあとにすぐに振り返りをしました。そこでは各メンバーから感想や感じたこと疑問点などが数多くあがりましたので、厳選してご紹介したいと思います。
良かった点
気になった点や疑問点
ほかにもたくさんの意見がありましたが、いくつか厳選してピックアップしてみました。
気になった点・疑問点について聞いてみた
前述であげられた主な疑問点について、モブプロ経験があるメンバーにヒアリングしてみました。
Q1. モブをやるときの最適な人数は?
Q2.仕様が一部の人しかわからないなど、複雑で難しい場合どうするのか
モブプロの人数については2~6人ほどで、影響範囲の大きさや目的によって適切な人数が変わってきそうです。
また、複雑な仕様の場合に、メンバーの力を借りて疑問点をなるべく早く解決したり、情報共有をする手段としてモブプロを行うのが良いと思いました。
今後モブプロを行う際の参考になれば幸いです。
まとめ
今回は異なるチームのメンバー同士でモブプロをやってみて感じたことについてお話ししました。
モブプロを行うことで、課題の解決や知識の共有ができる・1人で作業するよりも効率がアップする、などナビゲーターとドライバーのどちらにもメリットがあると感じました。
また、モブプロをする中でコミュニケーションを多く取ることができ、共同で1つの成果物を作成することで一体感もできました。
チームに新しいメンバーが入ってきた時などに、コミュニケーションを取る目的でモブプロを行ってみても良いのではと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。