京都の桜~八坂神社・祇園・知恩院・疎水へ~
八坂神社で能「花月」
「八坂神社で花月をするから、見に来たら?」と朝に言われ、始まると同時に着いた。舞台の夫を見るのはいつも不思議な気分。絶対気づいてると思うのに、後で聞くと「わからなかった」と言われる。
そう思って気を抜いていると、「寝てたね」と言われたこともw
花盛りの八坂神社、誰でも見れるスタイル、人で溢れる
「能っていうのはね、お面をつけてねぇ」と孫に説明するおばあさん。
残念ながら最初は仕舞で誰も能面をつけてないし、能が始まってもまずは素顔の地謡とワキがでる。能面のシテが出る前に立ち去ってしまった
写真だけ撮り立ち去っていく人もたくさん
桜も満開、屋台のにおいにつられて、その気持ちもわからなくはないが
能は後半の方が盛り上がるのでもったいないなぁと
国籍や年齢は関係なく、最後まで見る人は熱心に見ていた。満開の桜の下、お能を見るなんてすごく風流だ
そのまま知恩院へ
知恩院【ちおいん】高校生の頃から友達と立ち寄ったりしていた。知り合いに誘われて月釜に行ったこともある。立派な山門と石段にはいつも圧倒される。山門にかかる大きな幕と桜が満開ですごい迫力。
花だけのアップの写真をわざわざここで撮らなくても、、
と思ったが美しい桜にみな引き寄せられているのかな
歩いて祇園白川へ
巽橋は落ちるんじゃないかと思うほど、人が乗っていた。人の少ない早朝にここにきて撮影する気力はく、雰囲気だけ味わう。にぎやかな春の京都も悪くない。
自転車で疎水の桜へ
疲れていたけど、もう一つくらい名所へ行こうと思った。鴨川沿いの道をまっすぐ北へ。さすがにここまでくると人混みではなくなっていた。疎水のエメラルドグリーンとピンクの桜のコントラストが綺麗だから、ここには毎年写真を撮りに来る。この時は夕方で、ちょっと黄色がかっていた。
移動は自転車。15歳の誕生日に買ってもらってからずっと乗っている。修理するより安いからと、いつも買い替えを勧められるけど
「替えたくないから修理をしてる」というのがなかなか伝わらない。
イタリアでは100年前専門の自転車修理屋さんがあったのにな・・