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他人事、自分事
先日、久しぶりにnoteを投稿した。
ただ、今回のnoteは今までの書き方と異なり、ある本の内容に沿って自分の自己肯定感を上げようとするワークの一環として文章を書くこと、
そして少し恥ずかしいけど投稿することで、
私自身の心。考え方に変化が生まれることを期待したのだ。
この方法は私の思いつきでやってみたのだが、なかなか良い。
いいなぁと思う点は、他人事で見ていたビジネス書の内容が自分事で受け止めることができること。
気に入ったビジネス書や、気に入った著者の本があればいつでもできる。
忘備がわりに書いてみた。
抽象度を上げる
まず精読する。熟読する。
ページ通り読み終わったら気になる箇所を書き写して理解する、この目的は「文章を理解すること」ではなく、「書いた人の考え」を理解し、頭と心に落とし込みことだ。
奇妙に聞こえるかも知れないがこのワークを続けるといろんな「声」が聞こえてくる。
文章になるまでに至らないイメージだったり。
なんとなくもやもやとした感覚であったり。
本を読むと具体化されたイメージに「固定」されてしまうが、そんな時そうならないように、私は本を読むことをやめてししばらくそのモヤモヤとした感覚の中で何となく思考する時間をとるようにしている。
何かわからないことが分かるようになる糸をたぐるようなことことをしているのかも知れないがこれが結構好きである。
自分の例に置き換える
本の中の例は
「上司に褒めらたから自己肯定感が上がった」
という例を書いてあっただけだったので、この例の「自分の場合」が全く浮かんでこなかった。また、その必要性を感じなかった。ただ、ビジネス書にかいてあるよくある解説。
と受け止めていた。頭が硬いと柔軟に自分事として置き換えができない。
「お客様目線」で考えましょう。と言うがこの方法はその応用。自分事として本を一冊自分事の本として更新することを今進めている。
見えないものを見えるようにする
どうすれば自己肯定感が下がらないようにするかと考え、見えない敵と戦うか如く緊張してもそれは低いままだ。
そしてある日、ある出来事で自己肯定感が下がってしまったら。どうなるか?あれだけ本を読んで勉強したのに、自分はなにも身についていないんだ・・・とまた自己肯定感を下げてしまう。
いつも無意識に行なっている判断、日常化している場合はほぼ自動的に決めているので本人が「選んでいる」という気持ちすらない。
自分の場合、自己肯定感が下がった状況を思い出すワークをやってみた。
正直言うとワークやろうと思ってやったわけでは無かった。
何度か本を読んで行くうちに・・・
「あれ?」自分が体験したこの状況下のこの気分は自己肯定感が下がった経験だ。 と「浮かんだ」のだ。
人によっては考える(思い出す)ことで同じような体験を見つけ出すことができるかも知れないが、自分の場合は何度か読むうちに回路が繋がるように自分の体験を思い出したのだ。
無理やり例を「考え出す」必要は無い、それでは自分事ではなくなるからだ。考え出すとこれから書く分析がしづらくなる。
再自己分析
自分の例(パターン)が発見できれば、
自分がどんな出来事に反応して自己肯定感を下げてしまうのかが分かる。
何がきっかけ(原因)でどのようにそれを感じたので自己肯定感が下がった。
ということが分かればその状況にいる私は何を信じているのか?
どういう結果を望んでいたがそれが異なったために自己肯定感が下がってしまったということが分かるのだ。
自分の行動の元になる発想や思想を再発見できる。
それは、文章化すると本に書いてある内容とさほど変わらないかも知れないが自分毎で考えた経緯はすごく重要な体験になる。
本では自己肯定感を下げないための方法を書いてあった。
あなたが他人の評価に大きく影響を受けているならば、すぐできることは2つある。
1.自分は他人からの評価を気にしないと決意すること。
2.目標を賞を取るとか自分でコントロールできない他人の評価に置くものでは無い
読んだ時、「そんな簡単に変えられないだろう。」と正直、疑ってしまった。
私を64年間私の人生を支えてきた考え方だ。できっこない。
それとともに変えることへの「恐れ」の気持ちも巻き起こってきた。
この気持ちが起こるということは、私が問題を性格に捉えている証拠だと確信した。
自分自身をいつも居心地の良い場所に導こうとする考えが、実は今の自分のその停滞した状態を作っている。
習慣化
ここまでできればいいなぁと思って書いている。
自己肯定感を高める。多分私の場合は、日常の社会生活に戻るといつの間にか忘れてしまい、「あぁそんな本を読んだことがあるなぁ」ぐらいの記憶にレベルダウンしてしまう可能性がある。
そうならないためにどうするか?
本ではアファメーションの重要度について書かれてあったのでこれを進めているが、正直これも半信半疑である。少し宗教的なイメージがあり生理的に馴染めないのだ。半信半疑だと当たりだが効果は薄れる。
でも、自己肯定感の低い状態はいやだなぁと子供みたいな葛藤がある。
ここで書いて「はっ!」と思った。
やっぱり「変わることへの恐れ」があるのだ。
これはやってみるべきだ。