GRIT: 牡蠣を見習え!!
”Grit is not just having resilience in the face of failure, but also having deep commitments that you remain loyal to over many years."
Angela Lee Duckworth
*GRITの造語を作った心理学者
Gritとは単に失敗に対しての回復力を持つだけではないし、あなたが長年培ってきたものに深くコミットすることでもない
前回の記事でもお伝えしましたが、
GRIT:やり抜く力を身につけるには日々鍛えなくてはなりません!
どんな人でも困難なくしては努力が報われるということはないでしょう!
朝目覚めたら成功者に!
みたいな一発逆転の夢物語はないですよね。
今回は少し目線を変えてみたいと思います。
それは何かというと
頑張ってるのは何も人間だけじゃないんです!!
自然界のなかでとんでもないGrittyな奴がおります。
そう牡蠣!!
タイトルにもしましたが、
あいつらはただ美味しいだけじゃなくて真珠を生み出すというとんでもない奴なんです!!ついでに海も綺麗にしますよね。
みなさんは真珠ってどうやってできているか知っていますか?
牡蠣の中で何度も何度も綺麗な膜を纏って大きくしていきます。
2〜3年かけてあの綺麗な膜を纏っていくんです!
あの小さな真珠一粒ができるのにそれだけの時間がかかっているんです!
ここで何が言いたいのかというと
人間にも同じことが言えるのではないでしょうか?
価値のあるものを生み出すには時間がかかるということです。
価値のあるものを生み出していくには、それだけ時間がかかる上に、積み重ねが大事になってきます。
努力なくして真珠はできない
膜を纏う事
それは
自身を向上させることと一緒です。
毎日毎日の積み重ねが自分自身の価値を高めることであり、
努力なくして自分の価値を高めていくことはできません。
自然界の怪物
牡蠣になろう!!
やり切る力を牡蠣から学ぶことができました。
では、どのくらい頑張ればいいのか。。。
天才になるための10,000時間ルールをご存知でしょうか?
10年ルールともいわれていますが、このルールによると
1日3時間一つのことに集中して極めていっても、大体10年近くかかる計算になります。
今から新しいことを始めて10年かかる…
少し手が止まってしまいそうな気もしますよね
しかもこのルール
ただやればいいというわけでもないんです。
10000時間費やしたからいいというわけではなくて、
この研究は様々な分野のスペシャリストがそのレベルに達するまでの平均時間を取ったものであり、
20000時間かかる人もいれば、10000時間かからない人もいるそうです。
あまり質については言及されていないのです。
質の悪い10000時間費やしてもそれはそれで意味は為さないということですね。
10000時間を費やすことではなくて、ひとつのものを習得して価値のあるものを作るには時間をかける必要がある。
その質はもちろんですが、これをやり切る力が非常に大事になってきます。
やり抜く力なくして決してなし得ないはずなんです。
10000時間費やすものが自分に取っての価値のあるものでないとなかなか続くことはないと思います。
そこでひとつオススメしたいのが
【最初の20時間にフォーカスする】
20時間計画的に集中してある分野に取り組めば、ある程度のレベルにまでは持っていけるというものです。以下動画参照
10,000時間という先の見えない時間を意識するよりも、
とりあえず最初の20時間集中してやり抜くことで見えてくる世界があるのではないかと思います。
この20時間についてのルール
1.まずは20時間で得たいスキルの構造を分解する
2.そのスキルについて自分で修正できる力をつける
3.練習の邪魔になるものを排除する
4.とにかく最低20時間やってみる
20時間集中してやり抜くことで、これは自分に合っているな、合っていないなという判断も可能にできます。
その20時間集中して工夫して自分のものにしようと一生懸命になることで好きになってしまうこともあるかもしれません。
自分のやりたい方向だなと感じることができたら、その20時間で得たスキルをさらに伸ばしていくだけになります。
最初のスタートをいかに切るかが大事!!
1日45分集中してやれば1ヶ月ほどで20時間達成することが出きます!
そして自分にとって価値のある20時間を努力することができれば、10000時間に自動的にもつながっていくことができるのではないでしょうか!!
とりあえずやってみる!
Just Do It !!
今回は以上になります。
やり抜く力なくして真珠は為し得ない!
Be Gritty in Your Life