百田尚樹氏の「日本国紀」の話題について思ったこと
どうもナバターです。
以前Twitterなどで話題にした気がするのですが、以外にもこの方の話題はnote内では扱ったことがなかったようです。
ネトウヨや陰謀論に関しては話題にした時に扱ったように思ったのですが、noteで検索にヒットしなかったので、百田尚樹氏に関しては、初めての言及になると思います。
ここ最近Twitterでは、自分のタイムラインにも流れてきていたようなのですが、「日本国紀」という書籍がかなり売れているらしく話題になっているようです。
こちらの記事によると、すでに40万部は発行されているとあります。
作家、百田尚樹氏の最新刊『日本国紀』(幻冬舎)は、初版25万部に5万部の発売前重版を加えた計30万部でスタートした。さらに正式発売日の12日、10万部増刷が決まった。
ネット上でかなり話題になっていて、Amazonのレビューも多数あることから、このままいければ50万部突破は間違いなさそうな勢いなのですが、中身の方でいろいろ問題があるということも言われています。
具体的には、Wikipediaや個人サイトなどからの盗用が疑われているのです。
書籍に引用する際のWikipediaの項目名やウェブサイトのリンク先がないので、盗用ではないかと言われているわけです。
書籍でもウェブサイトの情報を引用する場合は、通常リンクのURLが表記されていることがあるのですが、日本国紀に関してはそれらが一切ないということ。
(Wikipediaの文章を少し手直ししただけ?)
詳しくは下記のブログなどを参考すると、なるほどなぁ~と感じるわけですが、ナバター個人としては、日本国紀はWikipediaなどのウェブサイトにある情報をつぎはぎして書いた書籍なのかなと感じます。
まぁ本の場合は、目次、章立て、項目などあり、ウェブブラウザでタブを大量に開きながら、検索するよりも、本というパッケージのほうが読みやすい人もいると思うので、物理的な本で読みたいという需要があれば、それはそれで良いのではないかと自分は思うのですが・・・
基本誰もが無料で閲覧できるウェブ情報だけで500ページを超える書籍が作れるというのは、とんでもない時代になったものだと感じました。
Wikipediaからの盗用疑惑に関して思ったこと
ここ最近メディアリテラシーに関する本を読んでいるのですが、ネットで情報発信する業者やライターの中で平気で他人のコンテンツをそのまま盗作して、さも自分のコンテンツのように発信する輩がいることが紹介されていました。
具体的な手法としては、Googleで上位表示される文章をそのまま盗用して、多少日本語の表現を自分で編集してそのまま発信するというしょうもない手法なのですが、それでもそこそこSEO的にはうまくいってしまうとのこと。
もしかすると、百田尚樹氏はそれを紙の書籍でそのままやってしまっているのではという疑惑があるのですが、そうだとすれば、いよいよネットに比べて信頼性が高いといわれていた書籍までもが、クソメディア化していくのではと心配になってきます。
この話題に関しては、今後おもしろそうな情報があれば、引き続き紹介できればと思います。
ではまた~。