見出し画像

フリーランス4年目でわかったフリーで働くデメリット

フリーランスのwebデザイナーやってますって、字ずらがかっこいい。

自己紹介でかならず、「すごい」とか「かっこいい」と言われる。

でもフリーランスになるといいことももちろんあるけど、不便になることも結構あるのです。

1. 人間らしい生活を忘れる

時間にも場所にも縛られないフリーランス。

自由なのをいいことに、自分の時間をコントロールできなくなって、朝起きるのをやめる。起きるのが遅いから夜眠れないので、夜中に作業をしてしまい、また昼頃起きる。それを繰り返す。誰も文句を言わないし、仕事はこなせているので危機感もなく、気づくと完全に人間らしい生活を忘れている。

最近はコロナもあってリモートでお仕事をする人も増えているのでこれに気づいた人も多いと思う。

私の場合、食べることもやめた。おなかがすいたらちょっと食べるけど、絶対に食べなきゃというわけではないので、お菓子ですませたりして胃が小さくなった。逆に食べ過ぎてしまう人もいると思うので、自分をコントロールできない人は危険。

2. 将来が保証できない

会社ならクビになるか会社がつぶれない限り、働き続けていれば5年後も10年後も30年後もお金が入ってくる保証がある。年金も厚生年金なので国民年金よりは少なくとももらえる。退職金ももらえるかもしれない。

でもフリーランスは、仕事が取れなくなったらお金は入らない。30年後も自分で仕事をとれるのか、そもそも今の仕事に対する需要が10年後まであるとも限らない。年金だって国民年金だし、退職金ももらえない。

つまり、不安しかないということ。

3. 人と会わなくなる

仕事によるけれどデザイン系のお仕事はパソコンがあればどこでもでき、チャットツールでやり取りできるし、打ち合わせも最近はZOOMで完結する。

だから人と合わなくても作業ができる。気づくと1週間以上人と会わなかったなんてことも。

私は積極的に友達と遊んだり家族と会うようにしてる。

4. 人に頼れない

会社なら自分ができなくても最悪他の人が代わりにやってくれるかもしれない。わからないことも先輩に聞けば答えをくれるかもしれない。でもフリーランスはあくまでも一人。自分の代わりはだれもいない。

もちろんつながりがあって助けてくれるフリーランス仲間がいればいいけれど、最初はきっといないと思う。助けてくれる同業種の友達を見つけておいたほうがいい。

5. ローンが組めない・賃貸を借りられない

収入の保証がなく社会的信用度が薄いから、ローン会社の審査に通らない。つまり、車を買ったり家を買ったりは容易にいかないということ。一括で払えれば別の話ですが、なかなかそうゆう訳にはいかない。

ローンが組めないのと同じ理由で賃貸も借りにくくなる。私は2年目で一人暮らしを始めたけれど、大手の不動産会社が持っている賃貸の審査は落とされた。

まずは収入を安定させること

デメリットはきっと他にもあるけれど、でも収入が安定すれば解決することも多い。ローンや賃貸もフリーランス歴が長くなって確定申告と青色申告をきちんとやっていれば、通る可能性は高くなる。実際、4年目の今年、家賃を結構上げたけど無事審査に通りました。お金をがっつり貯金できるほどの収入があれば将来の心配も減るはず。

そのほかのことも自分の意識と努力次第で解決できることだから、フリーランスのデメリットは意外と少なくなるのかもしれない。あとはそのデメリットを超えるメリットが自分にとってあるのかどうか。それは人によって違うから自分に合った生き方を選べばいいと思う。

いいなと思ったら応援しよう!