19.勇気さえあれば、自分も周りも変わるチャンス。挑戦しないのは嫌われたくないという現状維持。
私が働いている幼稚園では、今日運動会が開催された。
今までたくさんの練習をつみ、その成果が十分にだせ、ステキな運動会となった。
運動会を通して私はまた自分の癖を見つけた。
予行演習の時、痛感した。
私は手が足りていないところをカバーするお助け先生です。
わたくし、一応これでも保育歴15年のベテラン保育士です。バタバタと動きながらも、細かなことに気付いてしまいます。
この動線だと、子どもたち混乱しないかな?とか、せっかくならこの動きよりこの動きのが見栄えがいいよとか…。
若い先生たちは経験不足のため、知らないことばかり。
短い時間のなかで一生懸命に頑張っている。
先生たちとの関係は悪くないが、どうしても思ったことをそのまま伝えることが私はできない。
○時短正社員のくせに、えらそうかな
○言われたーって嫌な気になるかな
○細かいって言われちゃうかな
○今更言わないでっておもうかな
などと思うのである。
でもこれって、私は私を守りたいだけ。
嫌われたくないだけ。
今の関係がくずれるのが嫌で、言えないだけ。
私って何?
人に好かれたいから仕事してるの?
違う。
子どもたちが笑顔になるのがみたくて仕事してるはず。
運動会の練習はいつもの保育よりは子どもたちにとってハード。
だからこそ、子どもに負担がかからないようにやり方、声の掛け方、動きを十分考えなくてはいけない。
子どもたちのために、思ったこと伝えなくてどうするの?
と、自分が嫌になりました。
私、何やってるんだろ…。
成長してなさすぎる。
誰とでも平和な関係を築けることが私の長所だけど、本当の気持ちを言わないで黙っているのは短所である。
平和なんかじゃない。
今の職場は、私が助言をしたとこで、おかしくなるような関係ではない。
向上心の先生たちばかりだから、きっと1つの案として参考にしてくれる。
提案するのは自由だし、取り入れるかどうかも先生たちに任せればいい。
ただ、こんな案もあるよと提案することは若い先生たちの引き出しになるかもしれない。
何やってるんだろ、私…。
と意見をださない自分を恥じた。
私は私を守りたいんだな、見て見ぬふりをしてしまうんだな。
嫌われるのが怖い癖があるんだな。
それはそれで認めて受け入れなくちゃ。
さぁどうする自分‼︎
と、今は自問自答している。
これから先もいろいろな行事がある。
行事はもちろんのこと、日々の生活でも伝えなくてはいけないことがやまほどある。
園長、主任先生に報告しながら提案し、園全体みんなで成長できるようにかかわっていきたい。
勇気を出して一歩踏み出そう。
私の一歩が周りを変えていくかもしれないと信じて。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。