かんしゃく、夜泣き、感覚過敏の4歳児娘と発達支援相談に行ってきた
娘は4歳(現在4歳9ヶ月)になってもずっと夜泣きがあった。息子の夜泣きと合わせると6年間夜泣きと付き合ってることになる。もちろん4歳になってからは波があって2週間夜泣きがあったら2週間おさまって、というかんじだった。
それに加えて、12月から特に癇癪がひどくなった。毎日何かに怒って、それに私も怒ってる。夜泣きで寝不足なことに、怒鳴る回数も増えてた。
育児はどの年齢でも大変なことがあるのは重々承知なのだが、私はもう疲れていた。
毎日毎日怒りたくないのに、どうしても私もキレてしまう
毎日毎日、癇癪を起こされる側にもなってくれ
そんな小言をぶつぶつ言ってた
そんな時に、漫画家のこしいさんが感覚過敏の息子さんの話を載せていた。
娘と全く同じ!わかるわかる、と共感した。
娘は靴下すら履いてくれないし、同じトレーナー、同じズボンしか履きたがらない。もう着ない服を無理やり着せるのはやめて最近は着れる服をメルカリで買い占めてる。
その中で、こしいさんは市の発達支援センターに行って心理士さんに見てもらった、という話があった。
感覚過敏でも相談できるんだ、と思った私は、鎌倉市 発達支援センターで検索した。
そしたらちょうど支援員の相談会が行われる日が近かったので予約した。
そこでは、まず私1人が行った。話を聞いてもらい、どう接したらいいのかのアドバイスをもらった。
頭ではわかったが、なかなかそれを実践するのは難しそう、などと思いながら帰宅した。
そしてこの時は本当に日々困っていたのでいろんなことを試していた。
たとえば小児鍼。癇癪に効くと聞いていってきた。そしたら癇癪を抑えるツボ(背中側の首の下)を教えてもらいその度に今はそこをさするようになったら癇癪を起こしてから、おさまるまで数分で終わるようになった。ちなみにそれを実践する前は癇癪を起こしたら40分は元に戻らない。私がキレてるのもあって余計に事態を悪化させてたのもある。
それと漢方。癇癪と夜泣きに効くという抑肝散陳皮半夏を飲ませてる。怒り出してどうしようもない時、漢方飲んで落ち着こう、というと飲むようになった。実際1月に入ってから夜泣きはなくなった。
あとプロテイン。これは藤川先生の本を昔から読んでいたので飲ませてる。
さて、そんなことをしてても12月末は、他の同級生に意味もなく顔を引っ掻く、という行動を1週間続け、実際家でも息子を突然理由なく引っ掻いていた。
これはまた新たな悩みが出てきたぞ
と困り果て、12月29日にもう一度発達支援センターに電話。1月中旬に一度娘を連れて来てみないか、と言ってもらえたことで、思い切って予約した。
予約から3週間して、今日やっと発達支援相談に行ってきた。正直、12月の時と比べると落ち着いてはいる。だからタイミング的にどうなのかなと思っていたが、これが本当によかった。困りごとをツラツラと話してる間に、心理士さんが子どもと一緒に遊びながら様子を見てくれた。
最近は母子分離不安も出て、知らない人と遊ぶのも難しいのではと思っていたが、今日はびっくりするほどスムーズに遊び始めた。
そして、心理士さんから落ち着いて遊べてる、と言われたものの、気になる点を挙げられたのが言語だった。例えば、目の前にあるのが粘土なのに、それを絵の具と言ったり、違う言葉で伝えてくる。今日は切ったみかんは認識できるが、切れてないみかんは認識できないなどが出てた。
これは全く頭になかったから指摘された時に、言われてみればそんな一面がよくある!ということを思い出した。こんな40分くらいで言語の特性まで見極めるとはすごい。
やはりプロに頼るの大事だと痛感した。
大体育児してる同士だと、わかるわかる〜と共感することが多いし、ライフハック的なことを共有されることもあるが、悩みが解決されることって本当は少ない。年齢と共に育児の悩みが変わってくるだけ。そうやってみんな乗り切ってるわけだから、自分も乗り切らなきゃいけない、と思っていた。
でも、違った。
もし今、育児に悩んでいる人がいたら明日、行政の発達支援センターに電話した方がいい。何か糸口が見つかるかもしれない。
今後は保育園での集団行動も気になるので、巡回相談も予約をいれ、それを経てどのように進めていくかを決めることにする。