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子宮体がん体験記 告知?
退院したが手術で採取した細胞の病理検査の結果を聞きに、通院しなくてはならない。
また原因が分からないって言われるか、何ともありませんでした、って言われるような気がしながら病院に行った。
というのも手術後体調が日に日に良くなり、入院前よりも体が楽なのだ。
けれど先生は私が受ける手術(処置)は治すためのものではなく検査のためのものだから、それで良くなる事は無いと言っていた。
長く待ち、やっと久々に先生にお会いする。
どうですか?と状態を聞かれ、出血もなくなり状態が良くなっていることを伝えた。
そして先生は検査の結果が出ました、と本題を話し始める。
「今回の検査の結果、採取した細胞の中に悪い細胞が見つかりました」
え?問題あったんだ。
「それでここの病院では専門の先生がいないので他の病院に紹介状を書きますのでさっそく予約を取りますね。病院は県立のガンセンターです。診察は平日のみですが都合の悪い日はありますか?」
都合の悪い日?いやいや、そうじゃなくて今さらりと
ガンセンターって言った?
あっ、そうか『悪い細胞』ってガンだって事だったのね。
どうしよう……私、ガンだったんだ。
重大な告知なのに「ガンです」という言葉も無く
誰の付き添いも無く、いきなり不意打ちのように聞いてしまった
私、どうなっちゃうんだろう?
とにかく、予約を取ってもらった日にガンセンターに行かなくてはならない。
帰り際、バスを待ちながら夫にメールを打ち涙がにじんできてしまった。
昔あるマンガで、ガンだと告知された後に乗ったバスで席がなく立って乗っていた主人公が
「私ガンなんだけど」
と座っている若い人に詰め寄りたい妄想を抱き、けれど何も言えず何もせず、というシーンがあったのを思い出した。
紹介された病院に行くのは最初は13日後だったが、
先生がもっと早い日に予約が取れないかと問い合わせてくれて9日後になった。
それまでは何をどうしたらいいか分からない。
とにかく情報を集めようと、病気のことと病院のことなどを調べ始めた。
そうすると紹介してもらった病院は手術待ちが多いため、一ヶ月半ぐらいはザラに待つということが分かった。
ということは、病院に行って診察して
「じゃあ明日から入院ね」
とはならないということなのだろう。
ガンって進行したらいけないから、見つかったらすぐに手術するものかと思ってた。けれど考えてみたらガンセンターなる病院だからこそ、みんなガンなわけで、みんなが切迫してるわけで、待つのは考えたら普通な気がしてきた。
私がそれは嫌だと思うなら他の病院に行けばいいのだ。
けれど私はこの病院がいい。
専門の先生がいて、その手術や治療ばかりをしている病院なんだもの。
他の病院より信頼できる。
その病院はやっぱり専門の病院だから、県内では一番の専門の設備も備わっているらしい。
ただ今後私はどんな手術をするか分からないし、そもそも手術をするのかも分からない。
だいたい私、何ガンなわけ?
先生は「悪い細胞が見つかりました」としか言ってないんだよ。
まぁ子宮から見つかったわけだから子宮ガン?
でも子宮ガンには二種類あるんだよ、子宮頚ガンと子宮体ガンが。
というわけで私はネットや本などを読んで
私のガンだと推測されるものも調べていった。