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栄養豊富な卵とオーストラリアの卵事情

旅先で産みたて卵を3カートン、合計36個(!)買ってきた私たち。

初め道端で2カートンだけ入手し、Kangaroo Valleyの卵も買わないと後悔する!!!と思い、

これ以上卵を買うな!と彼から指示が出ていたものの、無視してして3箱目を購入したのです。


”明日から毎日卵だね〜”

なんて冗談で言っていたのも束の間。



4日間で2ケース半食べ終わりました。笑



….え??



残り3個はきっと明日1日で食べ終わります。

また卵買ってこなきゃなぁ。



実家ではわたしが子供の頃、地元で養鶏が盛んな地域があり、そこに産みたての卵を買いに行っていました。

当時(25年ほど前)はいわゆるケージ飼い。今でも日本ではケージが主流かと思います。


わたしよりもはるかに背の高い段重ねのケージに鶏が所狭しと詰め込まれて臭いも強く、鶏はギャーギャーうるさいしでそのケージの間を歩いてラックに産み落とされた卵を収穫するのは子供ながらに恐怖でした。笑


今でも両親は近所にある、地元の養鶏場が管理する卵の無人販売所で購入しているそう。

きっとわたしのFarm fresh eggsへの執念は子供の頃からスーパーの卵を食べて育たなかったところから来ているのでしょう。知らんけど。笑



オーストラリアの卵の種類


オーストラリアのスーパーに行くと、さまざまな飼育方法の卵が売っています。

  • Caged eggs(ケージ飼い)

  • Caged free/free range (平飼い)

  • Organic(有機認証)

  • Pasture-raised(放し飼い)


わたしのオーストラリアで卵を買う基準は、少し値は張るけど可能な限りPasture Raised、放し飼い卵を買っています。

鶏肉や鶏レバーに関しては有機の認証があるのが望ましいけど、卵は有機表記がなくても問題はないと思っています。
有機の表記取るのって、お金かかるからね。家族経営の農園、農場では有機認証がないところも多いです。


それよりも

  • どのように飼育されているか(牧草地で一日中自由に歩き回れる環境で、自由に草や虫を啄めるかどうか)

  • 餌の質

  • ワクチンや抗生剤の使用


などを確認したいところ。

嘴も切り落とされていなく、自然な状態で草を啄める状態の鶏たちが農場を自由に走り回っている環境が望ましいです。
狐や野生の犬から保護するためにネットを使用しているところもあります。


餌に関しては放牧だけでは栄養が足りないので穀物も与えられていることが多いと思います。でもどんな種類の穀物を与えられているのかも大事。その穀物が添加剤を含んでいたり、遺伝子組み換え原料かどうか、などなど。
こだわるポイントはその辺りかと思います。

ストレスフリーに生活している鶏の卵は抜群に栄養価も高いです。


放牧飼いの卵はケージ飼いの卵と比較してビタミンEとオメガ3は2倍、ビタミンAも3割以上多くなっています。
その上皆さんもご存知、たんぱく質が豊富で調理も簡単。

あと、普通に放牧卵が一番美味しいです。

とにかくクセがなくて食べやすいのです。他の卵はもう食べれない。


祖母のタンパク質爆弾 オムレツ

子供の頃祖母が晩御飯によく作ってくれたオムレツがありました。

にんじん玉ねぎ、椎茸と合い挽き肉を炒めたものをオムレツで包んだもの。


母に作り方を聞いたらそれはわたしのレシピだ!と言ってましたが、フルタイムで朝早くから夜遅くまで働いていた母が料理をしていた記憶は薄い….まぁそれは置いておいて。笑

合い挽き肉をしっかり炒めてそこへみじん切りの玉ねぎとにんじんと椎茸を入れ、コンソメと塩胡椒で味付けしてクタクタになるまで煮るらしい。


合い挽き肉はタンパク質豊富なターキーのひき肉(オーストラリアならスーパーで手に入りますよ)で、椎茸はエリンギ(アジア系のスーパーに行くとキノコ類を買い溜めします)、玉ねぎとにんじんもたっぷり入れて炒め、野菜ストックと塩胡椒と日本酒を少し入れて弱火でじっくり煮込みました。

ストウブ鍋でコトコト作れば野菜の水分がじっくり染み出しておいしさも抜群。


たっぷりの白胡椒で少しピリッとした味付けに仕上げます。

旅先で買ってきた卵をふんだんに使ってオムレツにしたら、ボリュームたっぷり、栄養たっぷりのオムレツの完成!!!


ボリュームたっぷり!


タンパク質豊富なターキーに卵の組み合わせて炭水化物は低め。味付けもシンプルなのに味わい深いです。
トレーナーにも話したら大絶賛!Protein Bomb(タンパク質爆弾)と呼んでいます。笑


ジム終わりにぴったりのメニュー!


作るのも簡単なので、これから頻繁に食卓に上がりそうです。


そんな感じで卵をたくさん食べていたらあっという間に3ケース消費。笑


トップ画像のKangaroo Valleyの卵のサイトはこちら。
”サウス”を訪れる際はぜひ探してみてください!

期待を裏切らないおいしさと新鮮さでした!!


他のPasture raisedの卵はシドニーだとヘルスフードストアや週末のマーケット、Harris Farm、Maloneys Grocerで購入できます♡



一人暮らしの頃から貧乏学生の栄養補給に欠かせなかった放牧卵。


ケージ飼いよりは少しお値段は張りますが、栄養豊富なだけでなく、いいエネルギーがたくさん詰まった卵なのでぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。


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