「ちゃんとしよう」なんて、ひとつもいいことないのだ。
なんだか朝から眠気がひどい。
おひさまがあったかいもんだから
余計に眠い。
そんな時
つい「これじゃいけない」と
なにか「ちゃんとしよう」としてしまう自分がいる。
でも実際は「しなきゃいけないこと」なんて
ひとつもなくて
ただ、ぼーっとしている自分をゆるせないだけで。
だから「ちゃんとしよう」も
なにをしたら「ちゃんと」なのか
よくわからないままで。
わからないから、なにもできないままで。
ただただ
ちゃんとできていない自分が
いやになっていくだけなんだ。
だから。
こんなときは「抗わない」。
ねむいなーって
ぼーっとしてしまう。
そうするとはるくんも
大きな公園に来たのに
一ヶ所にしゃがみこんで
ずーっと石ころならべてたりする。
はるくんは
急かされることもなく
満足するまで石ころならべて
私もそのとなりで
自分を責めることなく
満足するまでぼーっとして
おたがいに「もういいな」って頃になると
にこっとして「帰ろっか」ってなる。
平和でしょ。
無理するだけ私はきーってなるし
そしたらはるくんだってあー!っておこるし
「ちゃんとしよう」なんて
ひとつもいいことないのだ。
身体からの要請には「抗わない」。
私も満足、はるくんも満足。
これが平和なやり方なのだ。