すくすく育て
こんにちは
スタッフの大貫です。
Nature Factory東京町田のある大地沢。
4月の春にはさまざまな虫の卵が見られ、
5,6月は幼虫がすくすくと育っています。
アワフキムシの幼虫。
こちらは施設内のあちらこちらの植物にくっつき、見ることができます。
身を守るために、幼虫が排泄物を泡立て泡状の巣を作っていて、中に幼虫がいます。
巣の大きさも様々でなかなか興味深いです。
二ホントカゲの子ども
鮮やかな青が印象的。
幼体の頃はオスメスとも尻尾はメタリックブルーで、胴体は黒や藍色の他に5本の縦じまが入ります。
子どもの頃は天敵に襲われやすいため、わざと目立つ色にして、いざという時にはこの青い尻尾を切って逃げるんだそうです。幼いながらも逞しいです。
おたまじゃくし
赤ガエル、アズマガエル、モリアオガエル…
当施設には、いろいろなカエルが住んでいます。
それぞれのカエルによって、産卵の場所、時期が変わるので面白いです。
キリギリスの赤ちゃん。
色が薄くてきれいです。
ちなみに…キリギリスとバッタを簡単に見分ける一番のポイントは「触角の長さ」。 触角が体長よりも長ければキリギリス、短ければバッタです。
小さくても立派な触覚です!
カタツムリ。
生まれたばかりでしょうか。体が透けています。
それでもしっかりと殻をしょっていますね。
ご存じの方も多いでしょうか。実は、カタツムリにはオスとメスの区別がないんです!
大地沢では様々な生き物の誕生、成長が見られます。
ぜひ観察にいらしてくださいね。
たくさんの生き物がいますが、ひとつひとつ大切な命です。
優しく観察し、最後はもとの場所に帰してあげてくださいね。
大地沢の豊かな自然を守るために、ご協力よろしくお願いします。