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植物図鑑*コバノミツバツツジ
井原山
福岡県と佐賀県の県境に位置する井原山にコバノミツバツツジの群生がある。
コバとは小さい葉っぱ系の種類であること、幹は細く真っ直ぐに高く伸びる。
花の後に3枚の葉の芽が膨らんで名称通りのミツバとなる。
熊笹の生い茂った山頂付近はこの時期になるとコバノミツバツツジで薄いピンク色に彩られる。古場岳登山口から1時間ほどで井原山頂。山道は整備されているので歩きやすい。山頂は広く開けていて佐賀方面.玄界灘.福岡市内.背振の山々と360度の景色を眺めることができる。
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躑躅*ツツジ
花が筒状になっていることから「ツツジ」とつけられたといわれます。
花名の由来はその他に花が連なって次々咲いていく様子から「続き」が語源となり変化していったともいわれます。
しかし、あてがわれた漢字は躑(てき)」という漢字には、たたずむ・足踏みするという意味が、「躅(ちょく)」という漢字には、あしずりする・あがくという意味が含まれています。
ツツジの一種に毒が含まれているものがあり羊が食べれば、躑躅(てきちょく)
して死んでしまうことから<羊躑躅>この漢字が使われるようになったようです。
植物の性質を知るための名称は注意喚起の伝承でもあることに意味深さを感じる。
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