デジタルデットクスがもたらす幸せ感
意識的に月に何度かノーアポデーを作っています。
そんな時訪れる場所の1つが鎌倉。
そんなフリーで出かける時でも、以前はなんとなくipadを持ち歩いていましたが(急な仕事で使うかもしれないし、kindleで読みたい本もあるしと)、最近は、その時読みたい本、お気に入りのノート、筆記具、ミラーレス一眼だけ持って、ぶらりとしています。
昨日はふと、由比ヶ浜海岸に訪れてみました。
江ノ電の由比ヶ浜海岸を降りると目の前は住宅街。さて海岸はどっち?とGoogle マップに頼るとあっさり到着(Google マップと乗り換え案内は私にとって神様です)。
海を眺め、風の音を感じ(時折かなりの強風だったけど、それも心地良く)、大地のエネルギーを浴びていました。
海岸沿いの海を見下ろせるところに、いくつかベンチを発見。そこで、持参した本「旅のつばくろ」沢木耕太郎著を読んでいました。
暑くも寒くもなく、穏やかで爽快な時間。
少し離れたところで、お茶を飲みながら海を眺めている人、お子さんを連れてきている人、犬を散歩させている人、思い思いに過ごしているのもまた平和な光景でした。
鎌倉に立ち寄り、いつも立ち寄るカフェで、今、思うことをノートにただ、ひたすら書きまくったあと、夫も大好きなお気に入りのずんだのお店で(山形で作っているものを販売しているのですよ)、手土産を買い、帰りの電車では、富士山を眺め帰宅しました。
無意識によけいなことにフォーカス
私がこんな時間を大事にするようになったのは、デジタルデトックスの効果を実感するようになってから。
以前から、土曜はスマホを(基本的に)見ないようにしていました。なんとなくずっと仕事に追われている気がしていたし、15年以上付き合いのあるエステを受けているアロマセラピストさんからも、「フリーでやっていると、プライベートと仕事の境目がつかなくなっちゃうけど、無理にでも、完全に切り離す日を作った方がいいよ」と言われていたので。
私はもともと仕事でなければSNSは使わないタイプ。人の噂話も全く興味ないのはもちろん、人がやっていることに興味はなく、自分が関心があること、自分の身近な家族や友人で、日々十分事足りているというか、それで時間はもうあっという間。自分をよく見せようという気もない。それで充実しているし、楽しいんですよね、という。
それでも無意識のうちに毒されていたことに気づいたんですよね。いらない感情が湧いたり、本来フォーカスすることではなく、スルーしていいことにが気になったり。
目先のメリットは考えない
以前は、こうした時間を作ることも、いいアイディアが湧くから、とか何かしらの目先のメリットを求めているところがあったんですが、もうそれ自体が、違ったんだなと実感するようになりました。
自分がホッとできる場所でノートに思うことを書き綴ったり、本を読んだり、思いつきで店に立ち寄って、ちょっとした会話を楽しんだりすることは、ものすごく気持ちが軽くなって、自分がどうありたいのかを、思いおこすことができ、感謝と幸せ感、安心感が満ちてくる貴重な時間になっています。
何かに行き詰まりを感じている方は、それを一度手放して、デジタルデットクスしてみることもオススメです。
PS,日々の瞑想もとても役に立っているのだけど、瞑想の話はまた今度に。