たった2週間のフィリピン留学だったけど私の中で"モノ"の価値感が変化したと感じたこと②
こんにちは!今回はフィリピン留学 2つめの記事を投稿したいと思います!
私の留学期間はコロナウイルスの影響もあり、約2週間、その内1週間は外出禁止令が出てしまいました。平日は授業があるため、1週間の内たった3回程しかバギオ市内を見て回ることはできませんでしたが、そこで感じたことをお話したいと思います。
バギオ市内はマニラから車で5時間程の町ですが、市内は車やバスが多く、スーパーやショッピングモールなども充実していて思ったより都会でした!特にフィリピンではジプニーという乗合バス?を利用して移動する人が多いみたいです。
(確か3kmで80円だった。見た目もカラフル♪。.:*)
私が興味のあることは "食"
なので、そこで暮らす人達の生活に必要なモノはどこで売られているのか、とても興味があったので学校の先生から教えてもらった"パブリックマーケット"という場所に行ってきました!
(写真右の緑色の屋根の建物。建物がズラリと続いていて、その中にたくさんの露店がある。)
フィリピンは南国のフルーツ天国!日本で見たことのないようなフルーツがたくさんありました。
何人かで買って物々交換♪。.:*・゜♪。.:*・゜
そして日本のスーパーにも置いてある野菜達がたっくさんこのように売られていました。購入は全て量り売り。野菜や果物の露店がたくさんあり、お店の方と交渉したり、商品の品質を見て買うことができるなと思いました。
肉や魚はこのような形で直に置かれていた…特に肉に関しては、日本ではプラスチックケースに綺麗に入っていて、本当の動物のシルエットがわからない状態で売られているけど、本来はこれが普通なんだと。そう思いました。ただ衛生面に関しては冷蔵されていないので、お腹が痛くなります!笑
お米は本当に安い、種類も豊富にある。日本米もちゃんと売っていた。日本米は1kgあたり100円なのでフィリピンのお米よりは少々高めだがそれでも安い。
"パブリックマーケット"という名の通り、たくさんの露店が出ていて、野菜、果物、魚、肉、米など私達が普段口にしている食べ物が売られていた。
日本でいう商店街の大きいバージョン?かもしれません。
もちろんバギオには日本のイオンのような大きなショッピングモールもあり、そこにもスーパーはあるけれど、価格がマーケットの方が安いとのことで、そこで買う人が多いらしい。
マーケットでは露店ごとにお店の主人がいて、味見をさせてもらえて品質を確かめることが出来たり、値段を交渉することができる。
それを買うか、買わないか、それとも別の店で買うか、そのような選択を自分ですることができる。
私は日本では、家から一番近いスーパーを利用して、そこにあるものを、"それしかないから"という理由で、何の迷いもなく購入している。
いつから"商品をしっかりと選ぶ"ということをしなくなっただろう。いつから"生産者やお店の人"と会話をしなくなっただろう。私は平成生まれなので、スーパーというものはとても浸しみがあったし、商店街も私が小学生のときまでしかやっていなかった。けど、祖母と一緒にたまに商店街に顔を出して、お菓子などを買いに行ったことがあった。その時に交わされる会話には温かいものがあった。
現在、小さな個人経営の店はどんどんなくなっていった。代わりに田舎には大きなショッピングモールができ、東京に行かなくても、同じようなブランドや素材、質といった商品を買うことができる。ある意味ブランドの価値がなくなっているのではないか。
果たしてこのままでいいのだろうか?私達が自分の生活の小さなことを"選ぶ"ということをしなくなったとき、きっと今のコロナウイルスに対する国の現状のような大きな問題へと繋がるのではないか。と今感じています。
私達が自分の生活や習慣にしていることに何か疑問を持つこと、それはとても細かな作業かもしれません。けど、1つずつ選択することで、自分を信頼し、周りの人を信じ、温かい気持ちを持つことができるのではないかと思います。
私は今までは服や食べ物など"モノ"を買うとき、好きなアーティストが着ているから、またはスーパーに行ってその商品しかないからという理由で買っていました。
でもどんなに同じモノを着ていても、何故か自分にしっくりこない。憧れのアーティストのようなスタイルになりたいからその服を着る。というように自分の個性とは全くかけ離れていました。好きなアーティストとは育った環境や生活スタイルは異なるから当たり前ですよね。自分の心の声に耳を傾けていなかったということにやっと気づきました。その商品がどんなに素敵でも、私自身が心から欲しいと思わないと、着ていても何となく気持ち悪い感じがします。
食べ物に関しても同じで、食べ物に感謝していただくことが本来の形です。毎日食べ物で溢れていると、いつの間にかそれさえも当たり前になり、気づいたら食べることが当たり前。その行為に関して感謝ができなくなっていました。
1つ1つの"選択"や存在することへの"感謝"を忘れず、生活していくことを心がけていきたいと思います。
帰国する際、マニラ空港からの朝日☀️🙏
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