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【肌の生活習慣病】栄養過多になっていませんか?

戦後から物が豊かになって数十年前
子供の頃に思う存分食べられなかった、私達の祖父母や親世代は、
大人になり、稼ぐ力と物が手に入る環境により、美味しいも(糖と脂) を食べる喜びを知りました。いわゆる飽食の時代。
それを一因とし、成人病という病気が生み出されました。

そんな大人が親となり、子供にも美味しいものを与え続けた事で、
成人した人がなる病気(成人病)が、子供たち世代へも移行し病名が変化しました。

それが生活習慣病です。

生活習慣病の一因として、
ある一定の栄養成分(糖と脂など)などの、過剰な摂りすぎがあげられます。

この生活習慣病、体に関する病名ですが
肌オタクの観点からみて、
肌の生活習慣病(肌オタク命名)が、今の時代に増えてるのでは感じています。
*肌の生活習慣病という病名はありません。

栄養成分は少なくていい。

たまにならいいけど、毎日フォアグラはね…

栄養成分は大事でしょ!
と思われる方も多いとは思いますが、
時と場合によって、栄養成分が邪魔になる事があります。

特に、肌トラブルがある時のスキンケアは、
できるだけ栄養成分が少ないもの(シンプル処方)を選んでほしい。

お肌が健康な状態であれば、
その栄養成分がよい働きをする、そんな期待ができますが、
肌にトラブルがある時は、その栄養成分が逆にトラブル悪化の引き金にもなります。

たまにはいいけど、毎日フォアグラはね…
生活習慣病まっしぐら。
自分がフォアグラ(脂肪肝)になってしまいます。
肥満や高血圧などの症状がある人なら、
摂りすぎ注意、って、自然と控えますよね。
スキンケアも考え方は一緒です。

肌は排泄器官。


肌にトラブルがある時は、
本来あるべきのバリア機能の働きが落ちています。
もともと備わっている肌のバリア機能は、
外部からの異物が入らないように守ってますが、
バリア機能の働きが落ちてる時は、外部からの異物が必要以上に入りやすくなります。
バリア機能をこえ、肌に侵入した異物(栄養成分など)が、肌トラブル悪化の要因にもなるのです。

肌のバリア機能は、もともと私たちに備わっているもの。
そこを壊してまで、異物(コスメ成分など) を入れる必要はなく、
界面活性剤やナノ化技術で、成分を皮膚下に浸透させるって、めちゃくちゃ矛盾してる。

肌は排泄器官であり、吸収する器官ではないのです。

こういう食事が、意外とホッとする。


私達世代は親から
「健康のために食べて、栄養を摂って」と言われ続けたことで、与えるを選択しがちです。
しかし今の時代、
健康に過ごすためには、消化のよいものを摂り、胃腸を休ませることが勧められます。
また、体の健康を考えて、
添加物や糖や脂質など、必要以上に摂らない。
というように考えてる方も増えています。

お肌も同じで、
必要以上の栄養を与えない。

シンプル処方のコスメや、
シンプルな手順でケアをする事が、肌の健康を保つ秘訣になると考えています。

シンプルな処方で、
肌の土台を整える炭酸コスメ。
思春期のニキビケア、男性の肌ケア、にもおすすめです。

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