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西洋レイキのスタンダードポジション
西洋レイキでは、アチューンメントを受けてレイキができるようになると、スタンダードポジションと呼ばれる手の当て方を習います。
代表的なのは12ポジションと呼ばれる12ヶ所への手の当て方です。
代表的なスタンダードポジション
代表的なスタンダードポジションは、頭に4ヶ所、上半身前面に4ヶ所、上半身背面に4ヶ所の、合計12ヶ所です。
これに、足のポジションを追加するところもあります。
それぞれのポジションに、3~5分の一定時間、手を当てるというのが西洋レイキの基本です。
また、そのスタンダードポジションにも変形があり、簡略的なやり方もあります。
下の図のH1~4は頭(Hed)のスタンダードポジションです。その変形がH5~7です。
F1~4は上半身前面(Front)、B1~4は上半身背面(Back)となります。
ここは西洋レイキの講座ではないので、詳細な当て方は説明しません。
気になる方は、ネットで検索してみてください。あちこちで紹介されていますから。
スタンダードポジションが創られた理由
実は、日本伝統のレイキにはスタンダードポジションがありません。
同じ林忠次郎氏からレイキを習った高田ハワヨ氏を創設者とする西洋レイキと、山口千代子氏を創設者とする日本伝統のレイキの直傳靈氣で、そういう違いがあります。
直傳靈氣にスタンダードポジションがないということは、高田氏かその弟子たちが創作したものでしょう。
では、なぜ西洋レイキでスタンダードポジションが生まれたのでしょうか?
これは想像するしかないのですが、日本伝統のレイキで「病腺(びょうせん)」と呼ばれるものが、西洋レイキには伝わっていないからです。
※病腺はヒビキと呼ばれることもあります。詳細は、また別に書きます。
日本伝統のレイキでは、病腺がわからないと、どこに手を当てていいのかがわかりません。
西洋レイキでは、その病腺を教える代わりに、スタンダードポジションを教えたのだと思われます。
これなら誰でも、教えられた通りの場所に手を当てれば良いだけですから。
民間療法かヒーリング(癒し)か
アメリカでも法律によって民間療法が禁止されています。
したがって、医師でもない人が医療行為を行うことはできません。
そのためレイキは、ヒーリング(癒し)として伝えられたのだと思われます。
医療行為というのは、主に診断と治療です。
実は病腺は、診断と思われやすいのです。
そういうことが実際にあったかどうかはわかりませんが、ひょっとしたらそういう関係で病腺を伝えなくなったのではないかと思います。
治療の面では、「治す」と言わなければよいだけなので、問題がありません。
ヒーリングによってリラックスし、勝手に治るだけと言えますから。
実際、そうなのですけどね。
こうして西洋レイキは、スタンダードポジションに手を当てるだけで、病気や怪我が治りやすくなる不思議な能力として、欧米に広がって行ったのです。
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