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なぜ遠隔ヒーリングができるのか?

前回、レイキの「遠隔ヒーリング」について書きました。
日本伝統のレイキでは、遠く離れた人にレイキを送る方法です。
西洋レイキでは、さらに拡張して、未来の誰かにレイキを送るなど、時空を超えた遠隔ヒーリングの手法があります。
このような超能力的なことが、いとも簡単にできてしまうのがレイキです。

日本伝統のレイキでは呪文、西洋レイキではシンボルとマントラを使うことで、誰でもこの「遠隔ヒーリング」ができると言います。
では、そもそもなぜ、「遠隔ヒーリング」という不思議なことができるのでしょうか?

空間的に離れている相手とつながること

私たちの肉体が存在する世界の常識としては、「遠隔ヒーリング」などできるはずがありません。
まず空間的に離れている場合ですが、地球の反対側まで行くのに、いったいどれだけ時間がかかるのでしょう?
最速の旅客機でも半日以上の時間をかけて、やっとの思いで行ける距離です。
それが、高価な航空チケット代を払うこともなく、簡単にヒーリングが届くなんて、そんなことがあり得ると考える方が無茶です。

しかし、実際にはそれができます。
それこそ、いとも簡単にできてしまいます。
なぜでしょうか?

たとえば、電波を考えてみてください。
地球の反対側の人とでも、今は電話で会話をすることができます。
なぜなら、電話回線がつながっており、電気や電波のスピードで、情報のやり取りができるからです。

最近は、インターネットが世界中をつなげています。
LINEなどを使えば、無料で通話することも可能です。しかも、映像付きで。
これは、少し前には考えられないことでした。
未来の夢と思われたテレビ電話が、無料で誰でもできるようになったのですから。

そうしてみると、電波とか電気という目に見えないものを使えば、空間的な距離を縮めることは、それほど難しいことではないとも言えます。
少なくとも現代においては、地球の裏側の人と会話することは、当たり前にできることなのです。

時間的に離れている相手とつながること

では、西洋レイキでやっている時間を超えてレイキを送ることはどうでしょうか?
日本伝統のレイキではやっていませんが、西洋レイキではできると言われています。

空間的に距離が離れていても、光のスピードでつながることは可能です。
しかし、時間的に離れているものは、どうやってつながれるのでしょう?

実はこれ、科学的には答えが出ています
アインシュタイン博士が、相対性理論で明らかにしたからです。
つまり、時間もまた相対的なものだということです。
相対的というのは、その位置によって時間の進み方が違うということです。
しかもそれは光のスピードによって規定されますから、光のスピードを超える何かがあれば、時間は逆転するということです。

このことによって、理論的には未来や過去の自分を見ることが可能になりました。
つまり、タイムトラベルへの道が開かれたということです。

エネルギーに時空はない

では、本質的な話をしましょう。
なお、私が言うことを信じる必要はまったくありませんからね。
これは、時空を超越してレイキが届くことを実感している私が、その理由を考えてみた1つの考えに過ぎませんから。

この宇宙は、ビッグバンと呼ばれる大爆発によって始まったとされています。いわゆるビッグバン仮説です。
それは、針の先よりも小さい点に宇宙全体の質量があって、それが爆発したことで、この宇宙が生まれたのだと言います。
では、ビッグバンの以前は、どんな世界だったのでしょう?
その針の先よりも小さな点の周りは、いったい何だったのでしょう?

実は、この2つの質問は不毛です。
なぜなら、ビッグバンを起こした点には、時空が存在しないからです。
つまり、ビッグバンによって時空が始まったのです。
したがって、ビッグバンの以前とか、ビッグバンを起こした点の周りという、時空を考えることがそもそも論理矛盾なのです。

科学の世界では、このビッグバン仮説が有力です。
そして、この仮説にしたがうなら、この宇宙の原初にすでにエネルギーがあったということになります。
そしてそのエネルギーには、そもそも時空はないということになります。

もし、氣(靈氣)がこのエネルギーと同じか、それに関連するものであるとすれば、時空を超越するのは当然だと言えます。
そもそも時間も空間もない世界のエネルギーが、氣(靈氣)ということになるのです。

そして、もしそうであれば、時空を超えた「遠隔ヒーリング」ができることは、不思議でも何でもなく、当たり前のことになります。
なぜなら、そのエネルギーによってこの宇宙が生まれ、一見、時空に支配されているように見えますが、本質的には時空に影響されないエネルギーによって支えられているのですから。

このように考えてみると、遠隔ヒーリングができることは、実に自然で当たり前のことだと思えてくるでしょう。
そして、その当たり前と思えるように、当たり前にレイキを送ることが実際にできてしまうのです。

臼井氏の悟りとレイキ

前に、臼井氏が悟りを開き、その付随的なものとしてレイキを見いだしたというエピソードを書きました。
そこで臼井氏の悟りは、「神(宇宙)即我、我即神(宇宙)」であると言いました。
このことを、もっと深く考えてみてください。

そもそも、宇宙と自分が一体化しているって、どういうことでしょうか?
たとえば、宇宙と自分が同じ身体の1人の人間だと想像してみるとよいでしょう。
指先に棘が刺されば、瞬時に脳にそれが伝わります。そして反対の手が、思わずその痛いと感じた手を押さえようとするでしょう。
これを、宇宙で考えてみてください。

地球の反対側で誰かが腹痛を起こし、助けてくれと言ったとしましょう。
その時、瞬時にそれを察して、すぐにそれを癒やすエネルギーである氣(靈氣)を誰かが送る。
すべてが一体であれば、それは自然なことではないでしょうか?

これが、遠隔ヒーリングが当たり前にできることの説明です。
今の私には、これがもっともしっくりします。
もちろんこれは、私の考え方であり、1つの考え方に過ぎませんよ。


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