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星が導くその先へ
「りさちゃんに見えてきた」
カードの鹿さんをそんな風に言ってくれたのは、占い師のナルホちゃん。
先日、急に思い立ってナルちゃんの西洋占星術とタロットリーディングを受けてきました。
ナルちゃんとは、プライベートでもランチしたりして仲良くさせていただいているし、私主催の講座やお料理会なども度々来てくれているけど、私がナルちゃんのお仕事場に潜入するのは初めてでした。
でも、いつか西洋占星術をみてもらうなら、ナルちゃんって決めていました。
私は、こたえに迷って見つからなくて占いを受けることはほとんどありません。もし、なかなか答えが出ないときは、自分で易をすることはあっても、人に聞くことはほとんどないのです。
私が占いをお願いするとしたら、自分の歩んでいる道や歩もうとしている道が私の本当の望みなのか、本質に沿って生きているか、そんなことを確認したいときだったりします。
いつ頃からだったか、私は無性に自分の人生を一度辿ってみたい気持ちがしていました。そして、ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけど、なんとなく今世どうしてもやっておきたいミッションのような、お役目のような、心からの願いのようなものが自分の中にあることを感じていたので、それを確認してみたかったのです。
ナルちゃんは、私のホロスコープを見ながら、とっても丁寧に一つ一つの意味を教えてくれました。それはどれも、深く納得できることばかりだったし、あのときこうだった意味や今こうなっている意味がすべて腑に落ちました。
なるちゃんも言ってくれたけど、結局全部、自然の流れの中で星の導くままに選択して今に至っていました。そして、自分では気づかずに無意識にやっていたことが、実は私自身の特性だったりすることも教えてくれました。
ナルちゃんの読み解きを聞きながら、私は深い安心感の中にいました。
これまで経験したこと、大変だったことも苦しかったことも、全部今に繋がる意味があった。その経験全てが私が至るべきところへ至れるように導いてくれているようでした。
なぜうまれて生きているんだろう。自分って、いったい何だろう。
そんな途方もない問いを前に、私たちはときどき自信を失います。
だけどきっと、心配なんてしなくていい。
ナルちゃんの星のお話を聴きながら、なんとなく私を導いてくれる目に見えない力があることを感じていました。
それは、人間の思考が到底及ぶことのできないほど深遠な星々の煌めきなのかもしれないなぁ・・・って。暗闇に浮かぶ様々な天体をイメージすると、ありがたいなって気持ちが湧いてくるのです。
最後にひいたオラクルカードのメッセージ。三枚のうちの一枚は
「Embrace your sensitivity」
感受性の強さはきっと、私の宝ものだね。
***
はじめてお仕事してるナルちゃんを見て気づいたこと。
女性はきっと、天職とでも天命とでも言うような本質を全うしているとき、最もセクシーで最も美しいのかもしれないなぁ。
ナルちゃんがいつもよりさらに美しくてセクシーで、何か違う場にいるようなオーラを纏っていて、終始目のやり場に困っていた私なのでした。笑