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ビジネスケアラーはどこから始まるのか
働きながら親の介護をする人たちをビジネスケアラーという。
遠距離で親と離れて暮らしていると、年に何度も帰省することがなく、親に会う都度、年をとったなぁと思う。
年をとると
目が見えなくなるため、ホコリや汚れが判らない
何事にもやる気がなくなり、活発さもなくなる。
家に閉じこもるようになり、社会性もなくなる。
部屋は汚れ、食事を作って食べる、お風呂を沸かして入るなどの生活リズムも乱れる。
大きな病気はないし、一応は一人で生活できる。
物忘れはあっても認知症でもない。
その場合は介護保険の対象にはならない。
とはいえ、娘としては帰るたびに、たまった洗濯物や冷蔵庫の古い食材や汚れたキッチンの掃除で休日が終わる。
父は娘が帰ってくると、うるさいと思う反面、喜んでもくれているようで多弁になる。
私の遠距離介護は、高速道路を使って片道4時間だったので、週末がつぶれた。40歳代でも仕事をしながら頻繁に帰るのは体力的にキツかった。
10年前の当時は、保険外の介護サービスは聞いたこともなかった。
テレビやYouTubeでは、重度の疾患があり要介護3以上のビジネスケアラーが紹介されているが、介護保険を使っていない段階からビジネスケアラーは、始まっていると思う。
ビジネスケアラーは誰しもが避けて通れない時代となった。
年を重ねても、少しでも長く自立した生活をして欲しいと思う。
「真の自立とは、その人が依存する先が複数に分散されており、ただ一つの依存先に奴隷化している状態から自由であることだ。」
東京大学准教授の熊谷晋一郎氏は述べています。
介護度が進むとほど、より多くの他者へ依存を増やしていくこと。
これが介護の自立支援です。
家族だけで背負わず、分散させることが親孝行になる時代です。
病気でも、介護でも、予防と、早期発見、早期対応が重要です。
今は、保険外の介護サービスも増えています。
長野県飯山市にも保険外の看護サービスがあります。
私は、飯山に住む人の笑顔を支えたいと思っています。
リトリートナースまるちゃん
ご相談は無料です。