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【自然農法】害虫・雑草が増えるのは農薬・肥料が原因

農業では害虫や雑草の問題がつきものですが、どうして害虫が発生して作物を荒らし、

雑草が山のように生えてくるのか?

今日はその理由を説明します。


・ 害虫の種類が増えたのは「肥料の種類」が増えたから


農業するのに虫は付きものだろうということで、当然のように農薬で害虫を駆除するのが今は普通になっていますが、

ではそもそも何故田んぼや畑に害虫が発生するのか?

それはズバリ「肥料」を入れるからです。

害虫は田んぼや畑に毎度毎度入れている肥料に寄って来ています。

そして昔にはいなかった病害虫が近年どんどん増えている原因は、化学肥料や有機肥料の種類が増えたからと、

あとは害虫発生で農薬を使用することでその土壌が悪質化し、その農薬が土に浸透することで害虫が発生します。

昔にはいなかった害虫に関しては主に「化学農薬・化学肥料」が原因です。

例えば「油かす」をまけばアブラムシが湧きますし、「鶏糞・牛糞」などをまけば当然コバエなどの虫が大量に湧くのは、牧場や畜舎等に行けばよくわかると思います。

つまり害虫というのは汚いところに発生します。

よくわかるのはお家の生ごみなんかでも、夏場ちょっと放置していただけでもコバエやウジ虫などが、すぐに湧くのは皆さんもご経験があると思います。

そんな汚いものを毎度毎度土に使用すれば、当然土は肥溜めみたいな状態になるので、

害虫が湧きその肥料分を吸収した作物に虫が寄ってきて作物を食べられるのは当然です。

これが害虫が湧く理由です。

・ 雑草がたくさん生えてくるのも農薬や肥料が原因


次は雑草が生えてくる原因をですが、それもやっぱり農薬や肥料が原因で弱体化した土が、

雑草の力に負けるからたくさん生えてくるようになります。

自然農法でも雑草はもちろん生えてきますが、雑草の生え方や勢いが違ってきます。

自然農法2年目の畑

これは自然農法2年目の畑ですが、初年度に借りた時よりも雑草の量が少なくなりました。

この写真のように、農薬や肥料を使用せずに残留する肥料分を土壌から抜いていけば、

年々土が本来の力を取り戻し雑草の生える力に負けなくなるので、そんなに困るほど生えてこなくなるので、

自分が草引きできるタイミングで雑草を引けばいいと思いますし、
あと畑で野菜を作っているのであれば、

畝の間を草刈機で刈ってやれば楽に除草作業が完了します。

水稲(お米)なんかでも、やっぱり土が雑草の力に負けるから、田んぼがジャングルみたいになってしまいますが、

土の力と作物の力が強くなれば、雑草や害虫問題は自然に解決します。

自然農法3年以上の田んぼ








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