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「龍が如く0 誓いの場所」で遊びの限界を越える#9

「龍が如く」シリーズ、もちろん初代の頃からその存在は知っていましたが、これまで見て見ぬふりをしていました。32歳になってもそれを繰り返していていいのかと思った俺は、PlayStation 5 を購入したということもあり、「龍が如く」シリーズに手を出してみることに。まずは一番古いストーリーが描かれた「龍が如く0 誓いの場所」から。
このテキストは、「龍が如く0 誓いの場所」をプレイしながら、隣のモニターでメモ程度に残した日記のようなものでございます。
プレイ中の様子をできるだけリアルに残したいため、あまり追記をしていない、いつもより簡単な文章でございます。あまり深くは書いてはいないけれども、さらっと #ネタバレ があったりしますので、これから「龍が如く0」をプレイされる方は注意が必要です。

■9月5日
この日は夕方から会議であります。ここから来年の2月までかかるかなりデカいプロジェクトの最初の会議であります。ここから約半年近く、俺はこのプロジェクトの事に拘束される日々が始まってしまいます。以前まで担当していた先輩たちが皆しんどそうにこの仕事をしていたのを見て、嫌だなと思っていたのですが、そんな恐れていた仕事がついに俺にもめぐって来てしまったのです。
きっとプロジェクトが始まったら、仕事が今以上に忙しくなってゲームをする時間が少なくなってしまうんだろう・・・なんてことを考えたら今から鬱鬱な気分になってしまう。
現実逃避をするために、会議までの時間「龍が如く0 誓いの場所」をプレイすることにしました。

ゲームがはじまってしばらくの間、東京にある「神室町」という場所が舞台でした。かなり広大なマップの中を行ったり来たりし、頭の中に「神室町」のマップがようやく入ってきたところではあるが、ストーリーの方が進み、主人公が桐生さんではない別の人に。しかも舞台が東京の神室町ではなく、大阪の「蒼天堀」という場所に変わってしまいました。
大都会の真ん中に川が流れている感じ、モデルになっている街は大阪の「道頓堀」だろう。
道頓堀は実際に何度か行ったことがあるのですが、活気があって楽しい街だったなぁ。
とは言っても、最後に「道頓堀」を歩いたのは10年前。友人たちと大阪方面に旅行に行った時に行きました。

具体的な場所は完全に忘れてしまったのですが、友人たちとツラツラ歩いていたら見知らぬ2人の女に急に声をかけられましてね。片方の見た目は完全に忘れてしまったのですが、もう片方が PlayStation にあった「ディノクライシス」というゲームの主人公の「レジーナ」という赤髪の女がいるのですが、そいつのコスプレをしているのか!と突っ込みたくなるほどの綺麗な赤髪でした。
「お兄さんたち、よかったらウチらと一緒に遊ばへん?」と急に話しかけて来たのです。

俺たちなんかただの田舎の陰キャですから、知らない女に急に「遊ぼう」なんて言われたところでただただ恐怖です。
しかもやたら大人びた見た目ではありましたけれども、こういう連中らって未成年である可能性があるじゃないですか。そんな事を狩野英孝さん用語で言うところの「野生の勘」で感じ取りました。つまりは絡むだけトラブルの元です。

「嫌だよ、違う奴と遊べよ!」と言ってあしらったら「そんな事言わんといて〜 冷たいわ〜」と言って来たんですけれども、俺たちは距離を取ってその場から逃亡。
あの女たちは今、幸せに暮らしているのだろうか?
でもなぁ・・・あしらったとはいえ普段女の子に絡まれることが全くないので悪い気はしなかったんですけれどね。「関西弁」ってところが妙にゾクゾク来ましたし。ヒッヒッヒッ。

そんな素敵な思い出のある道頓堀にまた行きたいと思っていたところ、「龍が如く0 誓いの場所」というゲームでこの場所にまた来れて嬉しい!
とは言っても「道頓堀」に土地勘があるわけではないので、俺にとっては完全なる「新マップ」でございます。「神室町」のマップを覚え始めたところで舞台がガラリと変わり、新マップも覚えないといけないのは32歳のおっさんには若干キツイところですが、プレイしていくうちに自然とマップを覚えていくのがゲームのおもしろいところ。

今度の主人公は眼帯つけた渋いおっさん。名前は「真島」という男。「龍が如くビギナー」の俺は「桐生さん」しか知らなかったので、完全に「はじめまして」なのですが、「龍が如く」を割とヘビーに遊び込んでいる後輩に「真島という知らないおっさんが主人公になった。」と伝えると「キタ!真島さんカッコいいんですよ〜!」と嬉しそうに話しているのを見た感じ、このおっさんは人気キャラであることを理解しました。

「でも肝数値さん、真島さんは“龍が如く0 誓いの場所”の時は24歳なので“おっさん”じゃないですよ。」と、26歳の後輩が言います。
この時点で俺の年齢は32歳。なんだと・・・俺の8つも年下なのか!
しかも真島さんよりも今目の前にいる後輩の方が2歳も年上だとは!!!
俺の方が全然おっさんじゃないかよッ!!!

おっさんが24歳の若い男のを操作して「蒼天堀」という街を徘徊します。
ほんの少し移動しただけでたくさんの「サブクエスト」が発動しましたよ。
ゲームセンターの前で UFO キャッチャーの景品欲しいと泣き喚いている女の子に景品を取ってあげるというものと、本当は彼氏なんかいないんだけれども、勢いで実家の父親に「結婚したい人がいる!」と言ってしまった女の子のところに父親が来ることになってしまいったので、父の前だけ彼氏のフリして欲しいというわけわかんない事を言ってくる女の子の対応をしたり、宗教にハマって家に帰ってこない女の子を救うために宗教施設に潜入したり、ヤンキーにボンタンをパクられた男の子のために取り返して来たり。

その中でも一番苦労したのが、「スタジャン」を着て橋を渡りたいけれどもヤンキーに絡まれるので橋を渡り切れない男の子の護衛をするというサブクエスト。
本当はヤンキーでもなんでもない普通の男の子なんだけれども、スタジャンを着て橋を渡るという行動に憧れていて、以前に何度も挑戦してみたんだけれども、いつも途中でヤンキーに絡まれて渡れずじまいなんだとか。
もう、こんなの意味がわからないじゃないですか。現実世界でそんな奴がいたら「ささっとやって来い!」で済まされますけれども、さすがゲーム。実際にその男の子が橋を渡ろうとした瞬間、今まで周囲にいなかったヤンキーがわんさか湧き上がって男の子に攻撃をかましてくるのです。

男の子の頭の上には HP ゲージが表示されております。彼の HP が0になる前に、なんとか橋を渡り切らないといけないのです。しかもこれが、ダッシュで渡ればいいものの、めちゃくちゃゆっくり歩いていくんですよ。本当、ムカつくくらいゆっくり。どうやら歩くスピードの彼のこだわりのようなんですが、これがまぁムカつく。
ムカつくんだけれどもさっさと渡られたらそれはそれでゲームとして面白くないですし、仕方のないことではあるのはわかっているんですけれども、ムカつく。

ストーリー的にいえば「神室町」でまだまだたくさんの謎を残したまま、新しい舞台と主人公の登場により、一見話がつながっていないように見えて、これがあとあとひとつの物語になるってことは、長年の経験でなんとなく察しております。何がどんなふうにつながっていくのか、今から楽しみで仕方ありません。
もうこの時点で「龍が如く0 誓いの場所」のストーリーに魅了されはじめているのであった。

まだまだプレイしたいところですけれども、会議の時間だ。行かねば。
・・・ああ、ゲームがしたいぜ。


■龍が如く0 誓いの場所 公式ホームページ
https://ryu-ga-gotoku.com/zero/

■龍が如く0 誓いの場所 PlayStation Store
https://www.playstation.com/ja-jp/games/yakuza-0/

■遊びの限界を越えるシリーズ 目次
https://healthy-fortnight-c18.notion.site/10e399f9dd1d80a39aedc958a648df52

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