
名作トライアル#144 バンジョーとカズーイの大冒険2
どうも、郵便番号のところに「あばずれ」と書いただけで年賀状が届いてしまう、特殊な地域に住んでいる人です。
それは冗談でして肝数値高男です。
この間の誕生日で33歳になってしまったんですけれども、気がつけば二十歳の時代から干支が一周以上してしまったんですね。33歳って何だよ、めちゃくちゃおっさんじゃん。パーカー着て外に出たら一部の若い世代の奴に「パーカーおじさん」って笑われたりして生き地獄でございます。
そんなしんどい思いをするくらいだったら無理に外には出ないで、家にこもってレトロゲームでもしていた方がいいのではないでしょうか?
ということで、今回も「名作トライアル」のコーナーでございます。
この文章を書いているのは2024年12月28日の深夜。クリスマスも終わり、いわゆる「忘年会」というのも終了したタイミングでございます。昔から当たり前のように「忘年会」だなんて言葉を使っていますけれども、今更ですけれどもこいつは一体何者なのでしょうか?その言葉からなんとなく意味を察しますけれども、今改めて調べたところ「その年の嫌なことや苦しかったことを忘れて、新しい気持ちで新年を迎えることを目的としています。」だなんてのが出てきました。
まぁイメージ通りっちゃイメージ通りなので特に大きな驚きはないのですが、特に俺のような老勝者が使ってこその言葉ということになります。
「今年の汚れ 今年のうちに」だなんて言葉をありますけれども、デカくてめんどくさい仕事は、きっと年内に終わらせた方がいいんでしょう。しかし、要領がめちゃくちゃ悪い俺は、日々のデカい仕事を綺麗に終わらせることができず、あっという間に「忘年会」当日に。ギリギリまで仕事をしていましたが、忘年会開催時間まで間に合わず。
「今年も1年お疲れ様でございました〜!」だなんて言葉を浴びても、頭の中ではまだ残っている果てしない仕事のことでいっぱいです。日付が変わるくらいの時間に会を抜け、自宅の作業部屋に戻って仕事の続きに取り掛かりはじめます。しかも、その途中で体力の限界が来てしまい、いつものようにパソコンの前の椅子に座ったまま寝落ちしてしまい、仕事が終わっていない状態で翌朝を迎えてしまうという、なんともまぁ・・・情けないことをしております。
このままでは仕事を消化できないまま年を越してしまいそうです。2024年の俺じゃ手に負えない仕事を、2025年の俺に無理やりバトンタッチするというやり方です。それもそれで、ひとつのやり方なのかも知れませんが、「年度替わり」とりも「年越し」を節目としては大切にしている俺はできればやりたくはない。でも、なかなか片付けられない。こんな時は現実逃避に note の執筆だ!ということでこの文章を書いております。
2024年もあっという間にクリスマスも終わり年末になってしまいました。今書いた通りバカ忙しい毎日を過ごしているとはいえ、この時期になると心が躍りますね。いや、心が踊るってことは本当に意味で忙しいわけではないのかも知れませんが・・・。
なぜ心が躍るのか。クリスマスだったりお正月前だったり世の中が楽しげな雰囲気になっているっていうのも大事な要素ではありますが、俺の誕生日が12月であるというのと、クリスマスがあるということで、まだガキだった頃の時代は欲しいものを買ってもらえる大チャンスだったりします。
今は潰れてしまいましたけれども当時地元にあったおもちゃ屋のチラシが12月上旬に投函され、毎日それを眺めては今年はどれを買ってもらおうか思い悩みながらもたくさんの幸福を感じていました。今では自分で金を稼ぎ、欲しいものは欲しいタイミングで買えちゃうようになってからは、あの頃の感覚には戻れないのですが、この時期になるとあの頃の感覚に近い、高揚感のようなものを感じるようになるのです。
2000年末のクリスマス時期に買ってもらった「バンジョーとカズーイの大冒険2」のことも、この時期になると思い出してしまいます。
あのゲームは小学生の自分にしてはなかなかに濃い内容のゲームでしたので、かなりの時間をかけて丁寧に攻略をし、クリアしたのは翌年の春くらいだったような気がします。
バカ全開の俺がこんなことを書いても嘘にしか聞こえないのかもしれませんが、実は記憶力が異常に良かったりもしまして「バンジョーとカズーイの大冒険2」のオープニングの頃はまだクリスマス時期で雪がたくさんあったのに対して、エンディングの頃には外の景色が雪解けになっている、というのもセットで覚えております。それだけ記憶に残るってことは、このゲームを買ってもらったことが本当に嬉しかったんだろうな・・・。
まぁ年間に何本もゲームを買ってもらえるような時代ではなかったので、1本のゲームをこれだけ長い間遊べるのは逆に良かったのかもしれません。
俺と同世代の読者の皆様の中にも「当時プレイしていたよ!」って方がもしかしたらいるかもしれない。当時の多くの同級生も、このゲームを持っていました。今調べたら発売日が2000年11月27日で、年末っちゃ年末。クリスマスのプレゼントなんかでねだるのにちょうどいいタイミングで発売されたソフトでもあります。
しっかし、クリスマスプレゼントで NINTENDO64 のソフトって・・・俺たちのゆとりっぷりが半端ないですね。
昔の思い出話ばかりで申し訳ないんですけれども、当時の俺はバカ小学生まっしぐらだったので、学校に行けば同級生たちと「バンジョーとカズーイの大冒険2、どこまで進んだ?」という話で盛り上がっておりました。俺にとって「学校」とは勉強しにいく場所ではなく「バンジョーとカズーイの大冒険2」の進捗状況を報告しにいく場所でありました。
みんな同じ小学3年生同士ですから、面白いくらいに同じペースで進むんですよ。その中でも一番先まで進んでいたのが、これまで俺がここで小学生の頃の話をすると必ず登場する男でお馴染みの小野寺くん。彼はゲームが上手な上に、さらにゲームが上手な兄貴がいましたので、追いつけないくらい攻略が進んでいました。
俺なんか長男だったし、家にはゲームをミスしてベソかいているしょうもない弟がいただけなので、攻略のペースはかなり悪く、どこかで攻略に詰んだとしても、自力でなんとかしないといけない。どうしてもわかんないときは潔く諦めて学校へ行き「あそこがわかんないんだけれども、どうしたらいいのかな?」って小野寺くんに相談すると口頭であれやこれや説明してくれます。
序盤のステージであれば口頭で理解できるんですけれども、ゲームが進むと攻略内容がより複雑になってしまい、口頭じゃなかなかに理解できなくなり、小野寺くんに「ソフト持って家に来い!」と言われ、学校が終わると青色のリュックにソフトを突っ込んで、大袈裟なくらい暖かい格好をして雪の中、自宅から小野寺くんの家までの距離およそ800m を小学生だったので15分から20分くらいかけて歩いて行き、彼に直接レクチャーを受けながら、時には直接プレイをしてもらいながら攻略を進めました。
そう考えたら、今の俺は意地でも自分の力でクリアしたい!と、頑固なプレイをしていますが、当時の俺はできるところは自分で、できないところはあっさりと小野寺くんにやってもらっておりました。その時の自分としては当たり前の日常でございましたが、24年が経過した2024年の今の自分からしたら当時がすごく特別なものに感じます。なんせ、33歳にもなったら当然の話ではありますけれども、周囲に一緒に同じゲームを進める人なんかいないんですよ。
「バンジョーとカズーイの大冒険2」が、Nintendo Switch Online +追加パックでの配信がはじまりました。懐かしさと喜びの気持ちで胸がいっぱいになりました。当時とずいぶん違って、今は1人孤独にゲームを攻略していくわけでございますが、これがまぁ楽しい。久しぶりにプレイしたんですけれども最高です。
というわけで、「バンジョーとカズーイの大冒険2」をプレイしつつ、疲れたらパソコンに移動して思ったことをここに文章を書き足す、ということをして。文字数が溜まれば公開、と言うふうにしていこうと思います。
■バンジョーとカズーイの大冒険2 公式ホームページ
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nb7j/index.html
■【10月25日追加】「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」に『バンジョーとカズーイの大冒険2』を追加。(任天堂公式ホームページより)
https://www.nintendo.com/jp/topics/article/30397d66-b34f-45b5-b448-97f9b13e36d9
というところまで書いて文字数が3875文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。1時間後も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。
■肝数値高男 連続更新5周年企画 25時間連続更新 開催中!
タイムスケジュールはこちらからどうぞ。
https://healthy-fortnight-c18.notion.site/16b399f9dd1d80c2ad35c0905cbf8ec9