アレ観た報告＃３２ 【最後まで行く】
どうも、初詣で手を合わせながら「今年も１年あの死体を隠し続けられますように」とヤバイ神頼みをしているおじさんです。
それは冗談でして肝数値高男です。
新年早々、映画ばっかり観て過ごしておりますよ〜〜！！と、抜かしておりますけれども、この文章を書いているのは１２月３１日の午前０時過ぎ。日付が変わって大晦日でございますよ。こんなスーパー年末に会社ではまさかのコロナ騒動が起こり、カミさんとクリスマスの日から別居。１人で家で過ごし、会社に行くだけの生活をはじめてからもう６日。常人だったらそろそろ発狂し出す頃ですけれども、俺くらいの変態になるとこんな生活の中に楽しみを無理やり作っちまおう！と考え、最近は映画ばっかり観て過ごしております。
今日は Netflix で、日本の映画を楽しみました。それでは、作品の紹介でございます。
タイトル：「最後まで行く」
公開日：２０２３年５月１９日（日本公開日）
上映時間：１１７分
試聴方法：Netflix
クリスマス前くらいに YouTube でしょうもない動画を観て回っていたら今作の広告が入りまして「こういうの好きなんだよな〜〜俺。」と、数日後に Netflix のプリペイドカードを購入して２０００円課金。すぐにこの映画を観ました。しかし、Netflix さん、決まりなので仕方ないけれども、プリペイドカードでの１回の課金で最低額が２０００円って！貧乏人の俺はたった１本の映画で２０００円はデカい！って思っちゃうよ。なんとかして元を取らないと！と思って、Netflix で配信している面白そうな映画を他にも探しているのですけれども、オススメの作品あったら教えてください。
ざっくりあらすじなんですけれども、年の瀬に１人の男が大雨の中車を運転しているんですけれども、奥さんから「お母さんが危篤だから早く帰って来て！」と連絡が。「わかっているって！」と返事するその男、なんだか苛立っている様子。「また飲んで運転しているの？」そうです、その男、なんとまぁ、飲酒運転をしているのです。イケメンなんだけれどもダメ男な感じ。フラフラになりながらもさらに車を走らせている時にまた電話が「わかっているって！今帰っているから！」しかし奥さんからは「お母さん今亡くなったよ。」「え･･･？」
次の瞬間、男が運転する車の前に２人の男女が走ってくる。男はそのまま、後から走って来た男性を車で跳ねて殺してしまうのです。「やっちまった！」とばかりにその男、車から出て来ます。どうすればいいのか、混乱するおこと。目の前の交差点にはパトカーが･･･！最悪！！飲酒運転をした上に人を跳ねてしまい、タイミングよくパトカーって。男はこのまま逮捕間違いなし。しかし、パトカーは寸前で曲がってどこかに行ってしまいました。
人を跳ねて殺してしまった男。なんと、そもまま死体をトランクに入れて車を再発進。まさかの事故を隠蔽する方向に。おいおい、どこまでクズな男なのでしょうか！！！
さらに車を走らせますが、道路の先にはなんとまぁ･･･飲酒運転の検問が！！！！
あ〜あ〜もう完全に終わりました。年の瀬で飲酒運転の検問をやっていたのでしょう。
･･･というか、飲酒運転の検問ってこんなふうに普通にやっているもんなんですか？俺、２０１０年から車乗っていますけれども、一度も飲酒運転の検問を通ったこと一度もありません。まぁ、俺の住んでいる地域がバカ田舎でそんなのやっていないだけなのかもしれないですけれども。
そうそう、７年前くらいに一度、夜中に車を運転していたら急にパトカーに止められまして、なんだ！？と思ったら警察官が「こんな時間にお出かけですか？」って言われてね。ずいぶんと大胆なナンパ！しかも同性から！！と思ったんですけれどもそこは冷静になって「いや、友達と遊んでいて、今家に帰るところです。」って答えたら「どちらで遊んでいたのですか？」って言われて。そんな個人的なことも言わないといけないのかって思ったんですけれども「食事をしただけですよ。」って答えると「お酒は飲まれていないですよね？」って聞かれてね。いやいや、俺今運転しているじゃん！飲んでいるわけないじゃん！！って心の中で突っ込みながらも「お酒は飲まないですよ」って答えたんですけれども、警察官が「今、息を吐いてもらってもいいですか？」って言われてね。「え？どういうことですか？」って聞き返すと「お酒飲んでいないかの確認です。」って言われたんで「オマワリさんに息を吹きかけるってことですか？」と聞くと「はい、そうです。」って言われたんでそれにはさすがの俺も参っちゃって「えー！いやですよ！今はじめてしゃべった人の顔に息吹きかけるなんて、どんなのできないですよ！！！」ってギャーギャー騒いだら、怒られるかなと思ったら「ああ、こんだけ大きな声出しているけれどもお酒のニオイしないので大丈夫です。それではお気をつけて運転してくださいね。」って言われたことがあったな。アレって検問？８月の終わりくらいの話でした。
で、えっと、なんの話でしたっけ？そうそう、飲酒運転した上に人を轢いて殺してしまった男が飲酒運転の検問に。さすがにこれはマズイんじゃないかってなったんですけれども、検問のオマワリさんが運転席の男を見て「刑事課の工藤さんじゃないですか！」と。えぇぇぇぇ〜〜〜！？このダメ男、まさかの刑事さんだったの！？！？まさかの展開。
しかし、工藤の車、さっき人を轢いたばかりなのでフロント部分がボロボロ。それを怪しんだ検問のオマワリが「これなんすか？」って。「いやいや、いいんだよ。」と誤魔化そうとするけれども「いやいや、ちょっと車見せてください。」とオマワリ。めちゃくちゃ焦る工藤。なぁ〜んか隠しているんじゃないですか？」とオマワリ。車内を確認しようとするオマワリを必死に工藤が止めてもみくちゃに。催涙スプレーみたいなのも顔にぶっかけられて絶叫している時に監察課の男が。
かしこまってしまうオマワリと工藤。
監察課の男が工藤に「実は話があって、今署に向かう途中でした。」と。しかし工藤「本当に申し訳ないんですけれども、今母が死んだばかりで、病院に大急ぎで向かっているので、それが済んでからでいいでしょうか。」と言うと監察課の男「では、それでいいです。」と。
工藤、なんだかんだで飲酒検問は突破できるんだけれども車内で「やっべ〜〜！」とめちゃくちゃビビっている。さすがに酔いも完全に覚めてしまっている様子です。
それから、自身の母の葬儀の準備をしつつ、ひき逃げで殺してしまった男の死体を隠しまくる工藤。しまいには母の棺桶の中に死体を隠す工藤。う〜ん、ここまでくるとダメ人間を通り越してクソです。
工藤は最後まで死体を隠し通すことができるのでしょうか？しかも後になって「お前が死体を隠しているのを知っているぞ」と謎の男に脅される工藤。そしてその死体＝工藤が轢いた男にはとんでもない秘密があったり。
物語がいろんな方向にグイグイ発展していって、最後までハラハラしながら観ることができました。そして想定外のラストも、あれはあれでよかったのかもしれません。
この映画、是非とも大晦日に視聴していただきたいです･･･と、多分この文章が公開されているのは年明けだと思いますけれども、部屋中の時計やカレンダーの日付をすべて１２月３１日に戻していただいてから視聴していただくといろんな意味で臨場感が出ていいかと思います。
いやはや、面白い映画だった。カチンくんにおすすめしたいけれども、彼はいっつも俺が勧めた映画、観てくれないんだよな〜〜まったくもぉー！
https://www.netflix.com/title/81650217
映画の視聴が終わり、このテキストを書くに当たっていろいろ調べ物をしたら、なんとこの「最後まで行く」が、韓国で製作された映画のリメイクだってことを知るのでした。それを知ってしまったら、オリジナルの韓国版も観たくなってしまうでないか〜〜！ 映画はキリがないけれども、オモロー！！！！
というところまで書いて文字数が３４２５文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう！！！ ･･･俺が逮捕されていなければ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？