ショッピングモールで Walking
どうも、「ヤクルト1000を2本飲んだから俺はヤクルト2000を飲んだんだ!」と、いつもおもしろいことを言ってみんなを笑わせていたあいつが、将来あんな事件を起こすなんて・・・です。
それは冗談でして肝数値高男です。
今もなお、若者のつもりで過ごしているわけでござますが、いつの間にか30歳を超えてしまい、今の年齢は32歳でございます。次の誕生日が来てしまえば、当然33歳になってしまう、そんな三十路野郎の俺でございます。
人生の先輩たちは俺のことを「まだまだ若いでしょう。」と言うだろう。しかしだ、若い人からしたら俺は十分におじさんだ。
確かにそうだ。俺は若くはない。若くはないんだけれども、体力だけはまだ自信がある。例えば夜中に仲間達で集まれば、最後まで起きているのは俺だ。みんな眠気の限界が来て、すぐに寝たいって言う中、俺はいつも「遊び足りねーよ!」と騒いでいる。
同世代の仲間たちからは「肝数値高男は元気だねぇ・・・。」と誉められることが増えてきた。それがやけに嬉しかったりもします。だがしかし、「元気だねぇ」という言葉に、喜びを感じていることがまさに、俺がおじさんである証拠なのかもしれない。
そんな中、誰にも言えないんだけれども、自分の中で若い頃と明らかに違う、体の変化を感じてしまっている。いや、誰にも言えないんだけれども周囲の人間には十分に気づかれているかもしれない。
それは、明らかに「痩せにくくなった」と言うことでございます。
20代の頃は、満腹にならない程度の、いわゆる「腹八分」くらいに食事を済ませ、軽く運動をするだけでみるみるうちに体重が減っていきました。
しかし今は、同じ過ごし方をしても体重が全然減らない。
いや、「全然減らない」と言うわけではない、多少は減る。しかしだ、俺の体重の増減はいつも水前寺清子さんが「♪三歩進んで 二歩下がる」と歌っている。この場合「進んで」が体重増加で「下がる」が体重減少だ。
いやいや、一歩ずつ増えているのやめてくれよ、本当に!!!
多分、今までとは違う、もっと本格的な運動や、生活習慣を根っこから改善しないとこの状況から抜け出せないのだと思います。
「どうにかしないといけないなぁ・・・」と、頭の中では考えているのですが、目先のことをやるだけで精一杯の今の暮らしの中に、そういったことを始める隙がまったくありません。
だからと言って、すべてを諦めて何もしなくなってしまうと、今よりもヤバい状況にまで落ちてしまうわけでございます。
今のギリギリな生活の中で何かできることはないかと考えた結果、唯一俺が意識できること。それは「歩数」です。
今の暮らしの中で、一番ちょうどいい歩数はどのくらいなのかというと、ジャスト「10000」でございます。1日、いい感じに体を動かせば「10000」になりますし、少し頑張り過ぎた時は「15000」くらいまでいきます。逆に「7000」くらいで止まって夜に無理やり体を動かして「10000」まで歩数を稼ぐ時もあります。
毎日「15000」の方がいいのかもしれない。しかし、今の暮らしの中でそれはさすがにキツすぎる。「10000」がちょうどいい難易度だ。
歩数は何で計測しているのかと言いますと、毎日、朝から晩まで自分の一歩一歩を頭の中で数えて・・・なわけないですよね。基本的には左腕に装着しているスマートウォッチで計測しております。スマートではない俺が、スマートフォンやスマートウォッチを使っているのはいかがなものかと思いますよ。4月に、旭川のライブ会場で隣に座った女性にあんなことを言われた俺が・・・(https://note.com/natural/n/n548d1d6c2811)
いや、別に傷ついていませんよ、根に持っておりませんよ。
春が来て雪も解けたので、いよいよガッツリ外をウォーキングできる時期になりました。先日ウォーキング用の靴も購入したので、毎日ではないんですけれどもできる時は外を歩くようにしております。
しかし、北海道の春というものは、なかなかに難しいものでございます。というのも、天候が変化しやすいのです。
カラッと晴れて、気温も高く気持ちのいい日があったかと思えば、次の日は土砂降りの雨が降り、気温も急激に下がったりもします。
仕事が忙しい日はなかなかにウォーキングにはいけないんですけれども、休日で急ぎの予定もない日なんかはウォーキングの時間を作りたくなってしまいます。しかし、こういう日に限って外は土砂降りの雨だったりするのです。
こんな時は外を歩くことができない。傘を刺してまでやるほどの本気度は俺にはない。むしろ、気温が低い中外を歩いて、風邪なんか引いたら大変だ。
じゃあ、ウォーキングを諦めるのか?いやいや、諦めないですよ。なぜならば俺はとっておきのウォーキングポイントを知っているからでございます。
このテキストの読者の方にだけ、雨の日でも大丈夫なとっておきのウォーキングポイントを教えてあげましょう。それは「ショッピングモールの中」でございます。
ショッピングモール。全国各地にありまして、地域によっては建物の構造が違うのかもしれませんが、基本的には大きな通路がお店の中心にあって、左右にそれぞれにテナントがあるじゃないですか。本来であればお店からお店に移動するための「通路」でございますけれども、俺は雨の日、どこのお店にも寄らずにショッピングモールの端から端までひたっすら歩くのです。
「そんなのはショッピングモールの本来の使い方ではない!迷惑行為なのでは?」と思う方も、もしかしたらいるかもしれない。
しかしだ、ショッピングモール側から、このようん取り組みをされているわけです。
つまりはこの場所をウォーキングとして是非とも使ってくれ、ということになります。
「じゃあ、使ってやろうじゃないか。」と、俺は遠慮なくこの場所をウォーキング会場として使わせてもらっているんですけれども、基本的に天候にも左右されないし、なんだったら雪深し冬季間にもできちゃうし、疲れたら休憩するためのベンチはあちこちにあるし、ウォーキングが終わればついでに買い物もいけちゃうし、トイレもあるし最高の場所でございます。
ただひとつ、太陽の光に当たれないというのが悪い点でしょうか。やっぱり太陽の光を浴びたか浴びていないかで体の調子が全然違いますからね。なので、この場所はあくまでも、天気が悪い時だけに、ということで。
それにしても、ショッピングモールという場所でウォーキングをするのは本当に楽しい。耳に突っ込んだワイヤレスイヤホンで撮り溜めたラジオ番組を聴き、ショッピングモール内のさまざまなテナントを行き来するお客さんを横目でピープルウォッチしながら、おしゃれな人たち、おしゃれじゃない人たち、男の人、女の人、若い人、若くない人、なんか不思議な人。いろ〜んな人とすれ違いながらのウォーキングは本当に楽しい。
そして個人的にお気に入りなポイントがあります。そこは「眼鏡市場」のテナントなんですけれども、お店の入り口に CM でもお馴染みの吉岡里帆さんのパネルがあります。そしてその横にはファッション系のお店があるんですけれども、詳しいことはわからないのですがどうやらあのファッション誌「inRed」とコラボしているようで、ちょうど俺が前回ショッピングモールに訪れた際「inRed」の表紙が吉岡里帆さんで、それのデカいポスターが入り口に掲示されているのです。
つまりはどういうことかと言いますと、眼鏡市場の吉岡里帆さん、inRed の吉岡里帆さんがテナントが隣り合った状態でそれぞれパネルなりポスターなりが掲載されているのです。
そこを俺は勝手に「吉岡里帆ゾーン」と呼ぶことにしました。
永遠じゃないか?って時間、ずーっとウォーキングをしているんですけれども、これがめちゃくちゃ疲れるんですよ。この時期妙にまだ暖房が効いていたりもしますので、歩けば歩くほど、汗が止まりません。そんな時俺は頭の中で「頑張れ俺・・・あと少しで吉岡里帆ゾーンだぞ・・・!」と自分自身を奮い立たせます。
そして待ちに待った吉岡里帆ゾーンに到着すると、全身で幸せを感じて、まるで吉岡里帆さんに見送られるような形でまたショッピングモールの奥まで歩いていくのです。
こういったやり方も含めて、ショッピングモールでのウォーキング、なかなかに楽しいです。皆様も是非楽しんでください。
そして最後に・・・「吉岡里帆ゾーン」とか言っちゃっている俺、めちゃくちゃキモくないですか?
というところまで書いて文字数が3613文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。