名作トライアル#86 マリオパーティ
どうも、この冬の寒さです。
それは冗談でして肝数値高男です。
毎年今くらいの時期になりますと、スーパー寒波が日本列島を襲い、日本海側の地域を中心に豪雪に見舞われ、マスコミは「数十年に一度の大寒波」だとか「過去最大の寒波」だか言いますけれども、あれ毎年言っていないですか?「数年に一度」が毎年あったらもう言葉の意味間違っていますよね?誰か国語辞典持ってきてあげた方がいいんじゃないでしょうか?
宮崎謙介の「もう不倫しません」って言葉くらい信憑性が感じられない言葉だよな。
しかしまぁ、確かに冬は嫌だね。寒いし、暖房費かかるし、乾燥しているし、風邪引きやすいし。俺もこの冬についに新コロデビューしちゃって、嫌な目にあった冬になっちまったな。この冬はクソです。ひらがなで言えばうんこです。そして俺が最近作ったナウい言葉で言うと「チョベリバ」でございます。こんな環境だと何をするにもやる気が起こりませんな。そんな時は無理に外に出ないで、春まで家にこもってレトロゲームでもやっていたらいいのではないでしょうか?ということで今日は「名作トライアル」のコーナーでございます。
そう言えば最近このコーナーやっていなかったなと思って、最後にやったのを掘り起こしてみるとなんと昨年の11月で止まっていました。しかもつくもひふみくんとアリストテレスくんと3人でリモートで NINTENDO64 の「マリオパーティ」をプレイした話を書こうとしていて、中途半端なところで中断したままだった。こりゃ再開するにはかなりシンドイ状況です。何故ならば「マリオパーティ」を3人でやったのは確かに覚えている、しかしだ、それがどんな感じだったのか、誰か買ったのか。誰が負けたのかという、一番大事なところすら忘れてしまっているからである。
幸いなのはこれを楽しみにしていた人が誰もいないということでございます。みんなこのコーナーのことを完全に忘れていてくれて本当にありがとう。
「マリオパーティ」のプレイ動画を、いくつか Twitter で公開していたのを急に思い出した。その動画を元に、昨年秋に3人でプレイした「マリオパーティ」がどんな感じだったかを思い出しながら、今日のテキストを執筆していこうと思います。
まずは誰が何を操作しているのかの説明です。アリストテレスくんがワリオ。そして俺がマリオ。つくもひふみくんはヨッシー。そしてルイージは AI が操作しています。今でこそ「AI」とか言いますけれども、昔は「コンピューター」だなんて呼んでいました。
まずは最初にこんな動画からどうぞ。つくもひふみくんの番。何かの仕掛けが作動して、なんと彼が操作するヨッシーさんがどこかにぶっ飛ばされることになってしまいました。ガッハッハッハッ!ざまぁみやがれ!30を過ぎたおっさんのくせに夜中に大盛りやきそば弁当ばっかり食べているからこんな目にあうんだ!!と、通話口で彼のことをディスりまくったんですけれども、彼が飛ばされた先は「☆」マスの近く。そうです、このゲームは「星」を持っている人が勝ち。誰よりも偉いのです。
爆弾野郎にぶっ飛ばされて「ギャー!」って飛んで行ってしまったヨッシーさん。このシーンだけ見たらヨッシーが敗者みたいな感じじゃないですか。「あちゃー、とんでもないことになってしまった」みたいな。
しかし実際のところは「星」マスに近づいているので、むしろ我々の中でつくもひふみさんが操作するヨッシーが一番「勝者」に近いポジションに。これが「マリオパーティ」の素晴らしいところです。わかっていただけたでしょうか。
続いてこんな動画が残っていました。ミニ四駆みたいな乗り物を俺たちが操作して、誰が一等賞を取るかのミニゲームでございます。あの車体にどうやって胴体入っているんだ?と見ているだけで不安になってしまうグラフィックです。しかも顔面だけが普通に出ている感じがさらに気持ち悪くて仕方ない。
このミニゲームでもさらにつくもひふみくんが勝ってしまいます。さっき「星」マスに一番近づいたくせにミニゲームでも勝利してコインをガッポガッポ稼いでしまうという。中学校の卒業式の日に初恋の女の子に告白してフラれてしまってその日の夜の同級生の家でお泊まり会したとき、部屋の隅っこで泣きそうな顔で中学校の卒業アルバムをめくっていた男も、15年後にはこの有様です。15年という月日は人を変えてしまいました。そんなことを考えさせられる戦いでした。
続いてこんな動画が残っています。
数ある「マリオパーティ」のミニゲームの中でも、個人的にすごく好きなミニゲームです。映像を見てわかる通り、溶岩の上を、崩れまくりの足場から落ちないように全速力で前に進んでいき、ゴールを目指すものです。20年以上前のカクカクポリゴンで描かれたグラフィックだってのに、まるで本物の溶岩に落ちるかのような臨場感を感じながら、30歳を超えたおっさん3人がきゃっきゃ騒ぐという、つまりは「アホな光景」以外なんでもないというものでございます。
何かのボタン連打で前に進み、別のボタンでジャンプ。障害物をジャンプで乗り越えたり、途中のコインをしっかり回収できるかでミニゲーム後のリザルトにかなり影響が出ます。
で、皆さんご存知の通り俺ってめちゃくちゃ金持ちじゃないですか。楽天の三木谷社長の年収と同じくらいの額をそのへん歩いているどこの子か知らない子に「お年玉」として渡しちゃうくらい金持ちじゃないですか。
俺と一緒にこうしてゲームをしているつくもひふみくん、アリストテレスくんは凡人なので、多分ですが「プロコン」を使っているでしょうね。しかしだ、俺のような金持ちは「プロコン」なんか使いません。俺くらいのレベルになりますと、このようなコントローラを使っているのです。
凡人の皆さんはこのようなコントローラが世の中にあることを知らないだろうな。任天堂がオフィシャルで出している「プロコン」にはない機能があるんですよ。それが「連射機能」でございます。多分、このミニゲームで、20年以上前のグラフィックだってのに「マグマだ!」「落ちちゃう!」って、30歳超えたいい歳のおっさんのつくもひふみくん、アリストテレスくんは深夜にも関わらず、アホみたいにきゃっきゃしながら各々のプロコンのボタンを連打していたんでしょう。しかし俺はそんなことをしなくても、「連射機能」をオンにしておけば彼らみたいに爪が剥がれるほどにボタン連打とかせずに済むでしょう。
そういうやり方は確かにできたんですけれども・・・しかしねぇ、金持ちならではの嗜みというか・・・なんて言えばいいんでしょうかね。「あえて庶民の暮らしを楽しむ」みたいなやり方があるでしょう?
ミニゲームがはじまる寸前まで「連射機能」をオンにすることを考えましたけれども、結局それをせずに「庶民の暮らしを楽しむ」という、金持ちの嗜みを優先したのでした。
このミニゲーム、見た感じは4キャラとも同時にゴールイン。「引き分け」のジャッジが出てもいいのではないか!?ってくらい同時にゴールイン。え?誰の勝ちだ??と思って見ていると、まさかのつくもひふみくんの勝ち。
エー!?またお前かよ!!!何なん?ホリコンの連射機能でも使っていたんじゃないのか!?「星」マークの近くに吹っ飛ばされるわ、最初のミニ四駆みたいなミニゲームでも勝つわ、このゲームでも勝つわで。中学校の卒業式で初恋の人にフラれた男がこんなにも連勝するだなんて、当時は思わなかったもんです。これについて皆さんどのようにお考えでしょうか?
■マリオパーティ 公式ホームページ
https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_clbj/index.html
■Nintendo Switch Online
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/
■名作トライアル 目次
https://note.com/preview/n1d802cf81f88?prev_access_key=571dd797c0a94e9a4b797129a6db461c
とうところまで書いたところで文字数が3508文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。
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