どうして好きなことが続けられるのか②
ナチュラコです。タイトル①の続きです。
ある日突然、絵を描く(やらずにはいられない)ことを仕事にしたいと確信してからの続きです。ここまでの詳しくは↓をご覧ください。
確信した後に自分が変わったのは、人に「絵を描くことが好き」と発信することでした。
②では確信してからその後を綴ってみたいと思います。
■手さぐりの創作時代(京都編)
当時、八ヶ岳の観光牧場で働いていました。絵の仕事をするべく私は出身地の京都に戻り創作活動をはじめました。京都は手作り市が盛んで、1ヶ月に一度のペースで創作雑貨のお店を出店していました。毎月いろんな新作を並べて、知人もできました。
そして、近所のレストランからお声をかけていただき、お店のメニューやデザインなどのお仕事をさせてもらったり、オーダーメイドの作品も多数作りました。また、クラフト展や作家展、美術館展示、絵本コンクール応募など日々創作していました。
そんなある日思い立ち、愛犬と車で海の旅に出ました。
■ここではないどこかへ(海の旅編)
京都発→日本海沿い→福井→石川→太平洋側→東京→千葉→埼玉→山梨→静岡→愛知→滋賀(琵琶湖)→京都
こんな感じで絵を描きながら、友人を訪ねながら、車中泊で旅をしました。いろんな景色と人に出会います。京都が大好きなのに、なぜか私はここではないどこかを求めはじめていました。そして、創作場所を変えよう!と新しい道を進もうと決めました。
■旅~心の安定期へ(八ヶ岳編)
たどりついたのは再び八ヶ岳。とんとん拍子で引っ越し作が決まり、八ヶ岳の麓へ愛犬と引っ越しました。知り合いも少なく、当然、絵の仕事もない。ハローワークへ行って絵を描く仕事を真剣に探しました。
すると、幸運なことに、手描きの地図を描くという仕事ができることになりました。安定して毎月お給料がもらえることに安心しました。そして、たくさんの友人ができ、大切な家族ができました。地図を描く仕事が任期満了となり、次の仕事は絵を描くことが中心ではなかったけれど、絵に繋がることだと思っていました。
■自分の好きなことが誰かの役に立つ
自分の好きなことが誰かの役に立つことに喜びをはっきりと感じるようになったのはインスタでした。世界中の人に繋がって、自分が「いいね」と思ったものにアクションする。その単純で、わかりやすい内容が楽しくなっていきました。会ったことのない人と同じ価値観を共有できるなんとも不思議な体験です。日常のイラストや絵、時々写真をどんどんアップしていきました。
■わかったこと
どんなに環境が変わっても、仕事でもそうでなくても絵を描くことは続いています。それは私にとって描くことは気持ちを落ち着かせたり、整理するのに欠かせないことだと気づいたからです。→このことが「どうして好きなことを続けることができるのか」の答えだと思っています。
生きていると感動したり、嬉しかったり、楽しかったりいろんな感情に日々、向き合います。そんな気持ちを表現するのが絵なのです。
絵は私にとってなくてはならないものであり、描かずにはいられない自由表現です。
そして、それが誰かの役に立つことを実感した時、また、あたらしい道へ進んで行くのでした。
大好きなゴフスタインの言葉「人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に幸せなことがあるかい?」
絵を描くことが仕事として広がっていくことについては
・・・好き=仕事の記事に書いています。
良かったら読んでみてください。