見出し画像

何よりも運が良かった。だから良いチームが出来た。

資金調達とパートナー、関わってくれる方たち

はいさい〜。どうも玉城幸太です!今回は、醸造所の立ち上げに欠かせない「資金調達」と「パートナーや関わってくれる方たち」についてお話ししたいと思います。どうやって立ち上げの資金調達をしたのか、そしてこのプロジェクトのメンバーや関わってくれている方についてお話できればと思います!

『今回から、コメント欄に「僕が皆さんへ聞いてみたい事」を毎話書いていますので、良かったら回答してみてください〜』

資金調達のプロセス

今回の「クラフトサケ醸造所」を立ち上げるにあたり、数千万円の資金が必要でした。(具体的な金額は現在は控えさせていただきます)この資金を集めるために、銀行融資、クラウドファンディング、そしてものづくり補助金の3つの手段を組み合わせることにしました。具体的には、銀行融資で7割を、11月から動き始めるクラウドファンディングは500万円を目標にスタートする予定です。また、年明けからはものづくり補助金を申請して全体で必要な資金を調整していく予定です。

特に銀行融資のプロセスは大変で、醸造所の設立が初めての挑戦であったため、金融機関に対して事業計画を理解してもらうのには時間がかかりました。事業計画書の中で最もアピールしたのは、「沖縄で初めての醸造所を、小規模で最小限の資金で立ち上げる」という点です。実現性と小さいリスクで始められることを強調しました。その時点ですでにシンガポールや香港といった海外への取引先が決まっており、国内でも横浜にある日本一大きい規模感の日本酒を取り扱う居酒屋との取引も決まっていました。

こうした輸出先や取引先がすでに決まっていたことが、銀行からの信頼を得るための大きなポイントとなりました。「沖縄の日本酒を県外や国外に届ける準備が整っており、それを小規模から始められる」という点をしっかりとアピールすることで、最終的に融資の承認を得ることができました。

クラウドファンディングについては、プロジェクトに興味を持ってくれる人たちとのつながりを持てる良い手段だと考えています。そのため、どのような返礼品を提供すれば支援者に喜んでもらえるかについて、時間をかけて慎重に計画を立てています。

応援してくれた方たちに、沖縄ならではの物を返礼品でお返しして、感謝の気持ちを伝えるのと同時に、沖縄と県外の方との新たな繋がりが生まれたらなと考えています。


立ち上げチームメンバー

この沖縄初のクラフトサケ醸造所の立ち上げに取り組んでいるメンバーについて紹介したいと思います。このプロジェクトのチームは主にこの3人で進めていきます。

  • 玉城幸太:沖縄で居酒屋を経営し、醸造所の立ち上げと全体の運営を担当しています。

  • 田所さん(株式会社八蔵 代表):私が沖縄で運営している「ビンビール酒場 韋駄天」の高松本店のオーナーで、昔からずっとお世話になっている方です。田所さんは日本酒について教えてくれ、浅草の細井さんを紹介してくれました。それ以来、日本酒造りのパートナーとして一緒に協力し続けており、今も定期的にミーティングを重ねています。

  • 細井さん(木花之醸造所):浅草の木花之醸造所の代表。最近シンガポールにも新たに醸造所を立ち上げました。その際、自分も同行し一緒に新醸造所の設備を見させて頂いたり、海外で日本酒の醸造所を立ち上げするプロセスを教えて頂いたり、現地のインポーターを紹介頂いたりと、大変心強いパートナーです。

この3人のチームで、沖縄で初めてのクラフトサケ醸造所を立ち上げるために動いています。

プロジェクトに関わってくれる方たち

この3人のメンバーで今後の経営や施設管理など関わっていく事になります。田所さんは「ビンビール酒場 韋駄天」グループのオーナーさんであり、長年の飲食業経験を生かしてサポートしてくれています。一方、細井さんは浅草の木花之醸造所を運営し、ここ最近ではシンガポールでも醸造所を立ち上げた実績があり、醸造技術面での強力なサポートを提供しています。二人の支えによって、プロジェクトは順調に進んでいっています!

さらに、内装を設計してくれているのが、沖縄のコザで多くの飲食店を手掛ける岡戸さんです。彼は古い建物をモダンなカフェなどにリノベーションに多く携わっている方です。
実は岡戸さんの事務所も醸造所のすぐ近くにあるんです!
岡戸さんは、他にも多くのお仕事を抱えている中で、「是非一緒にやりたい」と言ってくださり、ご自身で福岡のリブロムさん(醸造所)への視察にも行ってくれ、私たちの試験醸造にも足を運んでくださりました。
すごく思い入れを持って自分達のプロジェクトに関わってくださり、とても嬉しく思います。


まとめ
今回は資金調達のお話と、プロジェクトのメンバーについてお話しました。これからもメンバーと共に走り抜け、地域とのつながりを大切にしながら、沖縄初のクラフトサケを届けるという目標に向けて進んでいます。
また、岡戸さんのように地域に深く関わり、強い実力を持つ方にご協力いただけるのは心強く、プロジェクトの大きな力になっています。

次回は、設備導入と内装工事のプロセスに関する進展についてお話ししたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?