僕らはお世話になった地域に対して何が出来るか。
「広がるつながり」
はいさい〜。どうも玉城幸太です。!今回は、醸造所を設立していく上で欠かせない「地元や社会との繋がり」についてお話ししたいと思います。これまでの活動を通じて、地域を活性化させることが私たちのクラフトサケを広めるためにどれほど大事かを実感しています。
今回は、商工会や観光協会との連携、そして地元を活かした商品開発の展望について掘り下げていきます。
地元との今の繋がり
実は以前、沖縄市の観光協会に勤めていました。「コザ」という地域の魅力やそこで生きている素敵な方々との出会いもそのときのご縁でした。そのおかげで、観光協会との関係性が今も続いています。今回設立する醸造所のすぐ隣に観光協会がありますので、機会があれば連携を取りながら、わたしたちの造るクラフトサケが少しでも地域をPRするきっかけになれると嬉しいです。
沖縄市には琉球ゴールデンキングスやFC琉球のスポーツ観戦、全島エイサーまつり、オリオンビアフェスタなど県内外からたくさんの方が足を運びます。しかしまだまだ県外の方への認知度がとても低いのが事実。
僕らになにが出来るか?思案中ではありますが、「コザにある酒蔵」として少しでも地域の活性化につながるクラフトサケを造りたいと思っております。
イベント参加と広がる展望
今後は地元で行われるイベントや産業祭りなど積極的に参加したいと考えています。
いま考えているのは「地元コザのブランドのお酒」は、まずは地元での流通から始め、沖縄全域へ、そして最終的には県外へと広げていく予定です。
いずれは沖縄のホテルやリゾートにも卸して、いずれは観光客の方々にも沖縄らしさを感じてもらえるお酒を提供したいと思っています。
ありがたいことに、BARを併設してるホテルでも数社すでにお酒を取り扱ってくれるお話をいただいており、とても感謝しています。
地元やイベントでの認知を広めた上で「このお酒を販売したい」と思っていただける様に、酒造りに向き合っていきたいと考えております。
もし、イベントなどで商品をPR出来る機会を頂けたときには、
今、現時点では「沖縄唯一の日本酒蔵」のクラフトサケになりますので、日本酒のことやクラフトサケのことを情熱を持って伝えていかなければなりませんし、地域の方々に少しでも誇ってもらえるように一生懸命頑張らないといけないと感じています。
農家さんとの今ある繋がり
農家さんとの繋がりもとても大切にしています。
すでに居酒屋でお世話になっている農家さんから、新たにクラフトサケの副原料としてフルーツなどを提供してもらうお話もあり、面白いコラボレーションができそうです。
また、傷がついて商品にならない野菜や果物を廃棄するのではなく、クラフトサケに活用できれば、少しでも廃棄を減らすことができます。
「傷がついた」「綺麗じゃないと売り物にならない」事に農家さんもとても苦しんでいて、そういった問題を一緒に考えていきたいです。
沖縄ではそういった「助け合いの文化」が色濃く残っており、自分の造っていくお酒にもそんな文化を反映していきたいです。
今後の広報活動と集まるメンバー
今後、クラウドファンディングも視野に入れています。
まずはSNSや居酒屋での認知拡大を目指しますが、PRの切り口として、
「日本一早く収穫されるお米を使ったお酒」を毎年打ち出していく予定です。「今年もやります!」と恒例販売として、皆さんに美味しい新米のお酒をいち早く届けたいです。
また、インスタグラムなどのSNSも積極的に活用し、応援してくださる皆さんと一緒に進めていきたいと考えています。
嬉しい事にたくさんの方から「関わりたい」と声をかけてくれることが増えてきました。
はじめから海外にも目を向けたマーケティングも考えていましたので、さまざまな能力が集まったチーム作りをしていかなければなりません。
これが何よりも重要な仕事になると感じています。
わたしよりも経験や実績のある方々が「想い」や「沖縄で日本酒を造る」ことに共感してくれてます。
ただ、お酒を造ればいい。なんて考えているとだれの手元にも届きません。
醸造から販売まで責任を持って価値をお届け出来るよう、チームでしっかりとコミュニケーションを取りながら進めてまいります。
まとめ
地元とのつながり、イベント参加、農家さんとのコラボレーションなど、クラフトサケを広めていくためには、多くの方々との連携が欠かせません。こうした活動を通じて、沖縄初のクラフトサケブランドをしっかりと根付かせていきたいです。
次回は「資金調達とパートナー探し」資金をどう集めたか、パートナー選びや協力者との出会いといった具体的な内容についてお話出来ればと思います!
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