自作のコント帳
“トーキング・ウォーキング”
(一人の男が線路際を歩いている。するとサイモンと偶然会う。
サイモン∶よお。奇遇だな。
アラン∶よお、サイモン。最近どう?
サイモン∶王立インチキ商売の会に入ろうとしたぜ。勇気が必要だ。
アラン∶それで、どうだった?
サイモン∶悪態を浴びせかけられたぜ。
アラン∶酷いな。お前もよくやったよ。
サイモン∶お前は最近どう?
アラン∶葬儀屋に転向した。
サイモン∶すごいじゃないか。ビビアン。
アラン∶俺はアランだ!
サイモン∶すみません。
アラン∶アラン・ビビアンなんて名前か!?俺は。
サイモン∶アラン・グリーン?
アラン∶違う。
サイモン∶ロバートソンだ!
アラン∶ウィルキンズだ!
サイモン∶焼き芋パーティーでロバートソンと。
アラン∶あれはジョークだ!
サイモン∶ミルトンのパーティーでジョンズと。
アラン∶あれは酔っていたんだ!
サイモン∶アラン・ロバートソン・ジョンズって名前なんだろ?
アラン∶違う!
サイモン∶そうだ!
アラン∶違う!
サイモン∶そうだ!
(二人の前をピエロが横切る)
アラン∶違う!
サイモン∶そうだ!
ピエロ∶あら、アラン!サイモンじゃないの!
サイモン∶あら、こんにちはミルトン先生。
アラン∶ミルトン先生、僕のフルネームは?
ピエロ∶覚えてないけど、アランは姓だね。
サイモン∶えッ!?
アラン∶ありがとうございます!(ピエロはカットから消える。)
サイモン∶ロバートソン・アラン!ロバートソン・アラン!ロバートソン・アラン!
アラン∶うるさい!いちいち。一年前からずっとアホウドリ扱いだな。
サイモン∶悪いか。
(彼の前を電車が横切る)
アラン∶あの電車の屋根に登るか。
サイモン∶捕まるからやめよう。
アラン∶そうだな。
サイモン∶それで、葬儀屋はどうだった?
アラン∶ドーンという名の看護婦を埋葬してたら、生き埋めになっていることに気づいた。
サイモン∶へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
アラン∶どうした急に。
サイモン∶いや、なんでもない。
アラン∶引き続き、違う!
サイモン∶ロバートソン・アラン!
アラン∶違う!
サイモン∶そうだ!
アラン∶違う!
サイモン∶違う!
アラン∶そうだ!あっ………。。。。。
サイモン∶言ってしまったな。今日からお前はロバートソン・アランだ。
アラン∶ウィルキンズ・アランの方が良い!!!
サイモン∶ロバートソンだ!
アラン∶ウィルキ(アランが立っている地面が開く)あアァァアアァァアア…………
サイモン∶アラーーーーーーン!!!!!!
The End
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