曜日感

生きていると、「平日」というものに対して自然とストレスが溜まるものである。
ストレスは溜まったら発散したほうが良い。でないとどこかで爆発してしまう。
しかし、「嫌い」は裏を返せば「好き」になる。
というわけで、できる限り曜日をこよなく愛そうと思う。

曜日は大きく分けずとも7つ。
月火水木金土日の7つだ。
目を引くのが、この7つの漢字に全く共通点がないこと。
どうやって曜日名を決めたのか。
まず、月がよく見えた日。だから、月曜。
遠くに仲間の篝火を見た日。だから、火曜。
川の周りによくいた日。だから、水曜。
木をこった日。だから、木曜。
お金をいつもより多くもらった日。だから、金曜。
土遊びをした日。だから、土曜。
日照りが激しかった日。だから、日曜。
随分ポエミーな決め方だが、自分が見たものをそのまんま曜日名にしているのだから、ちょっと自分勝手が過ぎないかと問いたいところではある。

やっぱり曜日への不満が漏れ出してしまった。
嫌いなものはどんな理屈や理由をつけても、嫌いなものだ。

いいなと思ったら応援しよう!

pnatu³「非随筆随筆を書いている人」
サポートのご利用は計画的に。