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詩、ポエム

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詩、ポエムまとめ
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2022年5月の記事一覧

再利用(詩、ポエム)

空になったペットボトルを見つめる 何もない 当たり前だ 中身は自分で飲み干したばかりだ 数滴の、中身の残骸を残してはいるが、それは空になったと同義だ 洗って、乾かして、蓋とそれ以外を分けて、回収へ出す 空になったペットボトルは再利用され、人の役に立つ 空になった自分を見つめる 何もない 当たり前、なのかはわからないけど 中身は自分で使い切ったばかりだ ほんのわずかな、心の残骸を残してはいるが、それは空になったと同義だ 空になった自分の再利用方法なんても

青信号(詩、ポエム)

僕は僕 君は君 当たり前のこと でも、当たり前じゃないこと 僕が、今の僕であるのは君がいたからで 君が、今の君でいるのはきっと僕がいたから だから、僕は今、僕であるし 君は今、君でいるんだと思う 僕と君とは違うはずなのに、僕と君が同じところがあった だから僕は君に出会えたし、君は僕に出会ってしまった そんな交差点を、今まで僕は、君は、歩いてきた そしてこれからも、この道を歩き続けるしかない もう同じ交差点ですれ違うことはないかもしれないけど きっと、

こんなにも(詩、ポエム)

こんなにも自分が分からなくなってくると、笑えてくる 少し前まで心が最底辺だったのに 全てに絶望していたのに 生きていたくないと思っていたのに 存在ごと消えたいと願っていたのに それなのにまだ存在しているし 生きているし 全てには絶望しなくなったし 心もちょっと軽くなったし 双極性障害という病気がある 躁状態と鬱状態を繰り返す病気 簡単に言えば上がりと下がりが繰り返す もしかして、これか? なんて、素人ながらに思ってもみるが、おそらくそんな病気じゃないと勝手に思っている

生きれない(詩、ポエム)

当たり前に生きれない みんな悩んで、みんな辛くて、みんな苦しんでる そんな世界で生きている どうしても、その中で普通に生きれない 何故自分だけ 何故自分以外は普通に生きていられるのか よくわからないし、分かりたくもない 頭の中をある一文字だけが埋め尽くす それ以外の全てを埋め尽くして、まるで毒か何かのように 普通に生きたい 普通に喋りたい 普通に考えたい でも全てが普通にできない だから普通に生きれない 無駄に言葉をこうして紡いで、何とか人らしくい

だからって言われましても(詩、ポエム)

「大人なんだから…」 「お兄ちゃんなんだから…」 「世間的にさ…」 そんな世界で生きている僕は、物申したい だからって言われましても 納得できないものは納得できませんが? 「大人なんだから…」 じゃあ「大人」は何もかも我慢しなきゃいけないんですか? 「大人」は年上や目上の人の言いなりにならないといけないんですか? 「大人」は感情を殺して生きないといけないんですか? 「大人」は弱音を吐かないで一生懸命仕事しないといけないんですか? 馬鹿らしい あなたのいう「大人」

夢に飲まれて(詩、ポエム)

夢に飲まれている 現実と夢、違いは分かる 頭の中でも理解している それでも、夢から抜け出せなくなる 突飛で、異常なあの世界に、囚われている 夢は残酷だ 理想を押し付けてくる ありもしないことを見せ付けてくる 幸せな自分にさせてくれる 一生眠り続けてしまえたら、そう思ってさえいる それほどまでに、夢に飲まれている 深く、暗く、辛い夢に、魅了されている そんなもの、簡単に抜け出せると思っていた それなのに、いつの間にか、なかなか抜け出せない所まで沈んでい

涙のお酒(詩、ポエム)

辛い時、悲しい時、寂しい時、お酒を飲む 忘れたくて、全て吐き出してしまいたくて、解放されたくて、お酒を飲む 笑って、叫んで、話して、お酒を飲む 気が付けば時間が経ち、終わりを告げてくる 終わりたくない 闇に落ちたくない 寝るのなら、どうか光の当たる場所で そうでないと、闇に飲まれるから そんな虚言を吐くことはなく、人は散り、1人になる 頬を伝うのは、一体何故なんだろう 別に悲しいことなんて何も無い むしろ楽しかったくらいだ 思い出して笑みを浮かべても、