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変われるかな?私  #74至福の時

幸せな記憶…で思い出したことがある。私は小学一年生まで飲みものを哺乳瓶に入れて飲んでいた。きっちりと封印していた記憶だ。

寝転んだままま飲みものが飲める。テレビ見ながらりそれも少しずつだ。手放せるわけがない。そしてやはり家族には注意された記憶もない。その当時生きていた祖母がいつもきれいに洗ってくれていたと思う。

そしてそれは家族だけの秘密だった。さすがに私も人にばれてはいけない、笑われてしまう。はずかしいとわかってはいたようだ。時としてピンポンとチャイムが鳴る。私は慌てて隠す。間に合わない時はほおり投げていた。とりあえず飲んでいる姿は他人には見られてはいけない。

懐かしい記憶だ。とにかく哺乳瓶で飲むあの時間は至福の時だった。

自分の子供には言わないでおこう…

「お母さんはね、小学一年生まで哺乳瓶で飲み物飲んでたのよ。」

そんな告白をしたら、もう言うこときいてくれなさそうだ。

けんかになった時「小学一年生まで哺乳瓶で飲んでた人に言われたくない」と言われたらもう言い返せなくなる。

また記憶を頭の隅にしまうことにする。

幸せな記憶…一瞬であの頃の感覚を思い出す
できればクスッと笑えるような記憶がいいな。



なんならちょっとやってみたいくらいだ。

Netflixで映画見ながら、哺乳瓶で…。

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