狼少年
ジョニーは狼少年と言われていた。彼がいつも地球が危ない避難するんだと喚いていたからである。しかし地球は全く平穏で危険の兆候すらなかった。今日もジョニーは地球が危ないあと一週間で地球は崩壊してしまうんだぞ!と街中で叫んでいた。そんなジョニーを街の人々は嘲笑い、この狼少年めと唾を吹きかけた。毎日ねようにバカにされまくっていたジョニーはとうとうブチ切れた。いつもいつも人をバカにしやがって!ようし俺様の警告が正しい事を貴様らに教えてやるわ!とジョニーはウオオー!と叫んでなんと狼そのものになってしまったのだ。こうなるともう手がつけられない。ジョニーは街の人々に噛みつき暴れまわった。そんなジョニーを見て街の人々は思った。
「まさか、狼少年が狼になってしまうとは。これは嘘が誠になったという諺そっくりだ。で、あの狼はどうします?」
そう聞かれた別の人は即座にこう言い放った。
「射殺してしまえ!」
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