未来を守れ！

未来を守れと和義は立ち上がった。今こそ未来を破滅から救うべきなんだ。彼は駆け出してバスに乗り空港まで未来を守るためにこの日本から飛び立とうと思ったのだった。未来が奴らによって汚される前に未来をあるべき姿に戻すのだ。もはや一刻の猶予もない。彼は未来を守るためには自ら犠牲になるのも厭わない覚悟であった。みんな待っていろ！僕があるべき未来を取り戻してやる！和義は空港に着くと、未来を守るために他人のでかいキャリーバックに忍び込み日本からの脱出を試みた。

「緊急放送！緊急放送！」
空港内で警告音と共にアナウンスが鳴り響いたので、空港内の人々は一斉にアナウンスに耳を傾けた。
「先程前科100000件の下着泥棒がこの空港内に入りキャリーバックに隠れたたとの報告があったため空港内の全キャリーバックの検査をすることにしました。彼は今度捕まったら明らかに未来のない無期懲役の性犯罪者ですので、皆さんどうか捜査のご協力をお願いします！」