アドバイスは要らん!
スランプやトラブルの時に
「こうすれば大丈夫だよ!」
「きっと上手くいくよ!」
なんて言葉を
誰かからかけてもらえると
安心しない?
でも同じような言葉を
かけてもらっても
「わかってくれない!」
「そんな簡単じゃない!」
「ただ私の話を聞いてよ!」
なんてトゲトゲしく
思っちゃう時もない?
他の人から
何か言ってほしい時もあれば
何も言ってほしくない時もある。
これって、なぜだかわかる?
〜〜
それはね〜
アドバイスの本質を
知らないから。
アドバイスって
日本語だと「助言」。
っていうことは
「助けになる言葉」。
でも実際には
アドバイスって
助けにならなかったり
イヤがられたりする
ケースも多いから
「アドバイス」 =
「助けにならない言葉」
ぐらいに思ってた方が
イイんだよ。
だって
人って基本的に
アドバイスするのは
スキなんだけど
アドバイスされるのは
イヤなのさ。
人はアドバイスをする時
「自分が上という優越感」とか
「承認欲求」とかを
感じるらしい。
だから自分よりも
弱い立場の人を探しては
説教くさくてウザい助言を
ついこぼしてしまう。
アドバイスが
人のためになるには
大切な条件が1つある。
それはね〜
アドバイスを受ける人が
あなたからの助言を
求めていることだよ。
〜〜
人を変えられるのは
本人でしかない。
良かれと思って出した言葉も
その人の準備が
できてなかったら
耳に入ってこない。
だって人は自分の
見たいものしか
見ないし
聞きたいものしか
聞かないから。
「わかってもらおう!」
「助けてあげよう!」
「説明してあげよう!」
なんてする助言も
残念ながら
一方的な押しつけになる。
今は分からなくても
その人それぞれの
タイミングがあって
準備ができた時に
自然に学んでいく。
そして
そのタイミングが来たら
アドバイスが欲しくなる。
必要になったら
大金を払ってでも
アドバイスを求めるのさ。
弁護士も医者も
コンサルタントも
アドバイスすることで
成り立ってる職業だよ。
だからね〜
アドバイスは
求められた場合以外
しない方がいい。
ううん、
それでもきっとやりすぎ。
アドバイスは
頼まれても
あまりしない方がいい。
「どうしたらいいと思う?」とか
「どっちがいいと思う?」なんて
口では聞いていても
本心ではアドバイスなんか
求めてないことも多いから。
その人が自由に話しながら
自分の考えをまとめて
自ら解決策を見つけていくはず。
私もそういうスタイルがスキ。
夫に相談したりすると
「そんなの、〜すればいいじゃん!」
なんてピンとこない
アドバイスをもらって
イラッとすることも多いの。
だから結局
ここで書いたりして
自分で答えを出すワケ。
〜〜
色々書いたけど
気づいてる?
「アドバイスは
頼まれても
あまりしない方がいい。」
なんて言いながら
この記事の全てが
私の「優越感」とか
「承認欲求」をくすぐる
誰にも求められていない
アドバイスだったりする。
ま〜、そのうちに
また痛い目にあって
謙虚になって
アドバイスを求めに来るさ。
それまでは優しく
見守ってあげてね。
〜〜
しつこく今日も
英語レッスン。
「Advice」と「Advise」は
英語ネイティブも
よく間違う2つの単語。
この2つは品詞が違うだけ。
「Advice」は名詞で
「アドバイス」っていう意味。
「Advise」は動詞だから
「アドバイスする」っていう
意味になる。
発音も微妙に違うよ。
「Advice」は「ス」で終わるけど
「Advise」は「ズ」で終わる。
それとね〜
「Advice」は「不可算名詞
(数えられない名詞)」だから
「an」もつかないし
複数形にもできないよ。
「アドバイスを1つ」って
言いたい時は
「a piece of advice」
って言ったり
「いくつかのアドバイス」は
「some advice」だし
「たっぷりのアドバイス」って
言いたい時は
「a great deal of advice」
なんて言ったりする。
以上で
長くてウザかった
私のアドバイスも
やっと終わりだよん。