1人1人みんなアーティスト!
私は、絵も上手じゃないし、歌もうまく歌えないし、センスもまあまあだし、美術館に行ってもよくわからないことが多いし、ものすごく不器用だし、「自分ってあまり芸術の才能がなくて、アートとは関わりのない人なんだ!」っとずっと思ってきました。
「アーティスト」とは、画家や歌手、デザイナーや詩人などの特別に抜きんでた芸術的才能を持った一部の人のことを意味していると決めつけてきました。
最近になって、「人間一人一人がみんなアーティストで、自分を表現しながら生きているんじゃないか?」と思うようになりました。
どうやったら料理がもっとおいしくなるかと工夫するのもアートだし
どうやったらもっと心が繋がるようなコミュニケーションができるのかを考えるのもアートだし
こうやってnoteを書きながら自分の思いを表現していくのもアートです。
作品ができなくても、それを見る観客がいなくても、「生き方全てがアートなんだ!」と思い始めました。
生きていくとは、選択の余地もなく否応なしに自分を表現していくことになります。
着ているファッションやメークや髪型のような外見だけではなく、住んでいる街、お金の使い方、話し言葉の選び方、口にする食べ物など自分の在り方全てが自己表現であり、アートなんです。
そう考えると、一人一人が唯一無二のかけがえのない存在であり、それぞれ「人生」という素敵な芸術的作品を創造していっているように思えます。
「優れている」とか「社会に利益をもたらす」とか「これはダメだ」なんていうような狭い価値では判断できないユニークで独自の輝きをみんな秘めています。
それぞれ違っていて、それでいいし、もっと自由に自分らしく生きて良いと思います。
むしろ、自分らしく生きれば生きるほど、その光を輝かせることができるんじゃないでしょうか?
他の人の目を気にしたり、「社会の常識」という小さな枠に無理して自分を入れなくても良いし、「今のままの自分じゃダメだ」と頑張って自分を変えていかなくて良いと思います。
今のままの自分でできること、したいことを自分らしく続けていけば良いんです。
好きなことをしている時、リラックスしている時、楽しんでいる時、何かに没頭している時、チャレンジしている時、人はみんな輝いて見えます。
でも、あまりにも長い間、本音の自分とつながらずに、「こうするべきだ」という考えを優先させて生きていたら、自分の感覚が麻痺してしまいます。
自分の好きなことや自分らしく生きることとはどういう感じかも分からなくなってしまいます。
ジュリア・キャメロンさんは、著書の「The Artist’s Way ずっとやりたかったことを、やりなさい」で、
「アートとは、心の中の創造の源にチューニングを合わせ、ここで聞いたものを下ろす行為です。」
と言っています。
ということは、すでにそんな創造の源が一人一人の中にあって、ただそれを聞いて下ろしていけば良いんですね。
誰もが生まれながらに持っている個性ある輝きを開花させ、ありのままの自分を受け入れて、もっと幸せを感じて生きていく人が増えれば良いなと思います。
私は、これからも自分のペースで、自分らしくヨガと英語を教えることを通して、自分を表現していきたいと思います!