夜道の落とし物
今、私の目の前には2つの金玉がだらしなく転がっている。
『潰したら‥どんな音がするんだろう‥。どんな感触なんだろう‥。』
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...時は少し遡る。
塾が終わって外に出た時にはもう23時になっていた。
いつもはまだ早く終わるのだが、試験前の特別講習ということでこんな時間だ。
家が近いこともあって帰りはいつも歩きだった。
家を目指して住宅街の手前にある公園の前を通ると、微かに唸り声が公園の中から聞こえてきた。
最初はビックリしたが、その声の主を確認したい好奇心が勝り公園の中へ入った。
すると、端のベンチにだらしなく横になっているサラリーマンが寝ていた。
歳は30〜40くらいの見た目でお酒の臭いが鼻をついた。
どうやら酔っ払って家に帰る前に公園で力尽きたようだ。
そのままにして帰るか起こそうか悩んでいるとふとあるものが目に入った。
男のファスナーが開いており、そこから男根と陰嚢が外に出ていた。
なるほど、帰宅前に公園のトイレで用を足した後そのまま近くのベンチで横になったのだなと考えた。
その時、私の中である好奇心がムクムクと膨らんだ。
それは、男性器を壊したらどうなるのかということだった。
昔小さい頃、父親とお風呂に入っていた時、悪気はなくだらしなく垂れていた父親の金玉を足で踏んでしまったことがある。
父親は顔を歪め、うずくまって転げていたことは覚えている。
その後母親から、幼いながら金玉の大切さやその役割について説明された。
しかし、私の心の中は全く別の事を考えていた。
『あのまま踏み続けてたら潰れちゃったのかな?父親はどうなっていたのかな?』
それ以来、私の中では男性器は性の対象ではなく知的好奇心を煽るおもちゃになった。
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そんなおもちゃが今目の前に置かれている。
私は、長年の夢を叶える為に行動に出た。
まず、体を揺さぶり起きない事を確認した。
そして、万が一男が起きて抵抗されないように手足を男がつけていたベルトとネクタイでベンチに固定した。
姿を見られたら困るので顔には男の上着をかけて口にはハンカチを噛ませておいた。
さて、準備はできた‥。
ズボンとパンツを下ろすとし男根と陰嚢がだらしなく横たわった。
男根は私の手の平ぐらいの大きさがあり、金玉はウズラの卵くらいの大きさのものが2つあった。
これからこれを壊すんだ‥。
そう思うとやってはいけない事をやる背徳感でワクワクが止まらなかった。
まず金玉を確認する為に筆箱に入っていたカッターで陰嚢に切り込みを入れた。
なかなか刃が通らずカッターを動かす度に男が反応していたが、酔っていて痛覚が麻痺しているのかそれ以上の抵抗はなかった。
そうしてやっと陰嚢が開かれた。
金玉を触って押し出すと陰嚢の割れ目からブリンっ!と金玉が飛び出した。
金玉と言うが見た目は青白くて少しグロテスクだった。
少し力を入れて摘んでみると少し弾力があって中身は柔らかそうだった。
男は、今まで感じたことのない痛みだったのか呻き声を漏らしていたが目は覚ましていなかった。
もう少し遊んでいたいが、あんまり遅くなると親に心配されるので手取り早く終わらせたい。
金玉は2つあるから1個は記念に持って帰ろう。
金玉を1つ引っ張ると管が体と繋がっていた。
思い切ってその管をカッターでスパンっ!と切り離した。
すると血がピューッと飛び出したと同時に男も目を覚ましたのか体を震わせて痙攣していた。
私はその光景にビックリしてしまい、早くこの場を離れなきゃ!と思い、切り離した金玉をポケットに入れるとまだ体に繋がっている金玉に目を移した。
男は、目の前が真っ暗で手足も動かない+酔っている事もあり何をされたのか分かっていない様だった。
私は残った金玉も陰嚢から押し出して、動かない様手で固定してからカッターで金玉に切り込みを入れた。
男はさっきまで以上に体を痙攣させて暴れていた。
金玉の中身は暗くてはっきりと見えなかったがくすんだオレンジ色だった。
プニプニしていて触り心地は気持ちよかった。
男は相変わらず痙攣していた。
そして、さよなら!と心の中で呟いたと同時に剥き出しとなった金玉の中身を靴裏で踏み潰した。
クチュッと小さな音がして、踏み潰した感触は腐って落ちた柿を踏んでしまった時と似ていた。
男は、男根からピンク色の体液を撒き散らしながら体を大きく弓の様にしならせていた。
私は誰かに見つかる前にその場を離れ、男をそのままにして家に帰った。
男がその後どうなったのかは知らない。
ただ、あの男からもらった金玉1つはまだ私の手元にある。
これでどう遊ぼうか、今はその事で頭がいっぱいだ。
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