9月26日
イエグモとか呼ばれるでかい蜘蛛をご存じでしょうか。
私の住む地域では、胴体は小さめで脚が細長くて大人の手のひらくらいの大きさのでかい蜘蛛を「イエグモ」と呼んでいる。
それは、忘れた頃に戸棚やトイレの壁なんかに「やあ」て感じで居る。
そしてそれを見つけた大人たちは「それは虫を食べるやつから」「何もしないから」「殺しちゃダメだよ」「放っておけ」と口々に言うまでがお決まり。
子供の頃、大人の手のひらサイズの蜘蛛なんて、ほぼ自分の頭と同じ大きさみたいに見えるもんでそれはもうぎゃあぎゃあ騒いで「やっつけてー!」「外へ出してー!」と親に頼んだ。兄弟たちも皆同じくたまには泣いたりしながらこれじゃ怖くてトイレに行けないどうにかしてくれと懇願していたように思う。
そうすると冒頭のお決まりの「それは虫を食べるから云々」「何にもしない」「放っておけ」
いや、放っておける??????
普通に嫌だが??!???!??
大人になって、
自分の住む家にもイエグモが出た。
それは確かに家のなかにいる(かもしれない例えばGで始まるアイツ)を食べてくれているのかもしれない。
でも私はアレ(G)が出ないように家の回りに薬を撒いたり、家のなかにも薬を置いたり工夫しているお陰か家のなかではほぼ見てないし。
それは確かに噛んだり刺したりしてくることもない。どっちかといえば蜘蛛から見た我々のほうが巨大で恐ろしいだろう。
分かってる。
共存出来るって。
でも存在感がすごいの。
もう分かるもん。
気配でわかる。
あの天井の隅に移動したなって。
視界に入るとその存在感にウッ!てなるし、動くスピード思ってるよりやはり速くてウッ!てなるし。
見なくなったら見なくなったで、次いつ「やあ」されるかと思うと、夜に電気のスイッチ触るときの緊張感半端ないし。
皆さんの家にもイエグモいますか?
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