アニメ業界の都市伝説
今日は少し志向を変えて、アニメ業界にて昔から言われていることに関して、書いてみようと思う。
・漫画の神の功罪
今日は漫画の神と言われている手塚治虫という人がアニメ世界に残したものについて語ろうかな。
自分が業界に入って何年かした頃、こんな話を聞かされた事がある。
「地上波アニメの値段が安いのは、あの漫画の神様のせい?」
某有名作品を作った漫画の神と言われたあの人が?
最初は、まさかと思ったが、商業アニメと言われている、最近のアニメの歴史とかを調べていくとそう言われても仕方がないと思う事が分かった。
・倒産が相次ぐ老舗制作会社
たまにではあるけど、あの有名作品を作った制作会社が潰れたとか、某有名作品を作っていた会社の社長が脱税、とかって話を聞いたことがないだろうか?
実はこれに起因する原因を作ったのが、あの漫画の神と言われてる。
今から50年以上昔。
アニメがまだ地上波で放送されて間もない頃、某アニメのヒットによって、アニメブームが加速していく。
当然、そのときのアニメは今よりももっと作るのが面倒で、大変だった時代。
その当時そこまで多くなかった制作スタジオがコストがかかるものとして、アニメをそれなりの値段で作ってたらしい。
でも、それをあの作品をヒットさせた大御所が某作品を手伝ってくれた演出さんへの恩返しとして、とある作品のアニメ制作をポケットマネーで作ってしまったことで、一気に値段が安くなってしまったらしい。
まぁ、何をやるにしてもそうだが、新しいビジネスを大衆にヒットさせる際に、値段設定を安くしすぎるとそれが基準になってしまう。
・アニメ制作に関わるスタッフの数
テレビアニメの制作1話に関わっているスタッフの人数を皆さんは知っているだろうか?
最後のスタッフロールを見れば分かると思うが、軽く100人を軽く越えてくる。
それだけの人数にきちんとしたお給料を払うためには今の値段ではとてもではないが今の値段では安すぎる。
最近ようやく、某サブスク等を提供する会社などが委員会に入り、予算をだし始めた事でようやく少し値段が上がり始めた。
それでもまだまだ地上波アニメは制作費が安い。
詳細は語れないが、今のアニメ制作のシステムでは黒字を出すのが難しい。
何とか制作現場が少しでも報われるようになることを切に願う!
・次回予告
次回は未定だけど、何かしらの都市伝説をまた語ると思う!
お楽しみに(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?