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2月20日の日記(売却銘柄)
決算期通過で多くの企業が予想通り業績上方修正を発表し日経平均のEPSもかなり上昇したのに、株価は冴えない展開が続いています。そうなってしまっている主な要因としてトランプ関税が言われていますが、もう一つ、日銀が利上げ姿勢を鮮明にしている点も見過ごせません。というか私はこっちの方が重大関心事だと思っています。
最近の日銀幹部は植田総裁をはじめとして口を開けば「早く利上げするんじゃい!」と同じ意味の発言を連呼しており、とにかく危険な兆候を見せています。日銀の発言を一つ一つ拾っていけばキリが無いですがハッキリ言って激ヤバ発言のオンパレードで、要約すると「現在の日本は好景気で、国民はみな大賃上げの恩恵でハッピーな状態で、物価上昇はもちろん何なら米価格の値上がりも低金利のせい。だから今のうちに利上げをして異常な賃上げを食い止めなければならない。そうすればデフレが戻ってきてくれて米価格も下がって日本人は皆幸せ!」というのが日銀の主張です。まあ、狂っているとしか言いようがありません。一刻も早くこの狂人・植田の暴走を止めなければならないのは明白ですが、この老害を止める力を日本で唯一持っている石破は止める気全く無しどころか、このオッサン自身も「今の日本は好景気なので利上げして景気を悪化させる必要がある」と考えています。つまり、世も末です。
ところでちょっと話は変わりますが、現在の米価格高騰は正体不明の転売ヤーの暗躍によってもたらされているとまことしやかに言われていますが、それは農林水産省がでっち上げた全くの大嘘であり、テレビ等オールドメディアは政府に忖度して(というかロクに調べもせず)、農水省の嘘をそのまま報じているだけです。そして多く国民が政府とメディアにまんまと騙され、「転売ヤーは米を隠すな!」と不毛に叫んでいます。米価格高騰の真の理由(についての私の認識)は当ブログで書こうかどうか迷っているのですが、投資に無関係の話になるので書くのはどうかなと思い保留している所です。しかしもう1度言いますが、転売ヤーが米価格高騰をもたらしているというのは農水省が自らの責任を逃れるためにでっち上げている大嘘です。読者の皆様は、政府の悪質な噓に騙されないように!
株式投資の方ですが、最近は3Q決算銘柄を毎日一定数ずつコツコツ買う毎日です。その資金捻出のために保有株を売却する訳ですが、今回は最近全株売却した銘柄について書いてみようと思います。
まず、NISA枠で保有していた9432 NTTを全株売却しました。損益的には約2万円の損失確定です。NISA保有株は損益通算ができないので含み損銘柄を売るのは相当な決断が必要ですが、しかしNTT株は惨めに失脚したアホの岸田が防衛費増税(実態は米国産武器の輸入)のために今後何十年にわたって売却していくと明言したのを機に株価の流れは急変し、以降は個人投資家の信頼を完全に失ってしまいました。そりゃ新NISAの目玉にするために株式25分割して「貯蓄から投資へ、タンス預金でNTT株を!」と新NISA民にNTT株購入を煽っておきながら、株価がそこそこ上がった所で下らない理由のために財源に活用して株価暴落させるというのだから、皆がNTT株を完全に見捨ててオルカンやS&P500といった外国株に目を向ける事になるのは当然です。NTT株分割は新NISA民からの「徴税」が目的だったという事が明らかになった今、もはや1年前のようにNISA資金が本格的にNTT株に流入する事を期待するのは難しいと考え、泣く泣く損切りしました。岸田が仕掛けた「新NISA・NTT詐欺」にまんまと嵌まってしまいましたが、これも勉強として前を向くしかありません。米価格もそうですが、とにかく国の言う事を信じては絶対にダメという事です。
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