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はじめまして!自己紹介します。


こんにちは。
私は乳腺専門医の佐藤睦と申します。現在はイギリス在住で、乳がんの啓発活動と乳がん治療後の方のあらゆる悩みに対してサポートを行う、トータルウェルネスアドバイザーとして活動しています。
私の使命は、一人でも多くの方に乳がんの正しい知識を知ってもらい、乳がんの予防や早期発見に貢献することと、実際に乳がんになってしまった方に寄り添い、治療後の「なんだか調子が悪い」を改善し、乳がんサバイバーの方が再び自分らしい生活を取り戻すサポートをすることです。

ご存じの通り、日本では2人に1人ががんになる時代、乳がんの患者さんも年々増えています。しかし、乳がんは早期発見・早期治療すれば治すことのできる病気です。やみくもに怖がるのではなく、乳がんについて正しい知識を身につけ、検診をしっかり受けることで、一人でも多くの方が乳がんを乗り越えることができるお手伝いができればと思っています。

また一方で、乳がんの手術が無事に終わった後でも、手術の後遺症や薬の副作用に悩まされる方は少なくありません。「手術は無事に終わったのに、肩が痛くて以前のように動けない。」「薬の副作用で体重が増えてしまってコントロールできない。」「先のことを考えると不安で眠れない。」――そんな日々を過ごしている乳がんサバイバーの方々の声を、私はこれまで数多く聞いてきました。現在はオンラインでそのような方々のあらゆる悩みへ寄り添ったサポートも行っています。

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私はこれまで15年ほど、乳がんの専門医として乳がんの診断から手術や薬物治療(ホルモン治療や抗がん剤治療)といった、幅広い乳がん治療に携わってきました。その中で、乳がんを早期発見することの重要性を痛感するとともに、一方で乳がんの治療を乗り越えた多くのサバイバーの方が、治療後の不調に悩まされている現実も目の当たりにしてきました。乳がんの治療をがんばって乗り越えたのに、肩の痛みや浮腫などの手術や放射線治療の後遺症や、関節のこわばりで思うように動けなかったり、体重がどんどん増えてしまったり、再発や将来への不安を抱えたりと、多くの悩みを抱えて、乳がんになる前の自分らしい生活をなかなか取り戻せないでいる方を多くみてきました。しかし、医師としての立場では、どうしても治療中の方が優先となってしまい、そのようなサバイバーの方の悩みにしっかり向き合うことが難しいと、医師としての限界も感じていました。そこで、2022年に家族でイギリスに移住したことを機に、新たな形で乳がんサバイバーの方、お一人お一人の悩みへ寄り添ったサポートをする決意をしました。

現在、私は乳腺専門医としての知識と経験を活かしながら、乳がんの啓発活動をするとともに、乳がんサバイバーの方に特化したサポーター、トータルウェルネスアドバイザーとして活動しています。乳がんサバイバーの方が一日でも早く自分らしい生活を取り戻すことができるよう、お一人お一人のあらゆる悩みや問題に向き合い、寄り添いながら一緒に解決の道を探していきます。オンラインだからこそできるオーダーメードのサポートを行っています。

また、海外在住の方のために、海外で乳がんとなってしまった方の現地での治療や生活への不安に対するサポートも行っています。私自身が海外での生活を通じて、いろいろな日本との違いを実感しているからこそ、その土地で直面する不安や悩みを理解、共感し、適切なアドバイスやサポートが提供できると考えています。

私が目指すのは、乳がんサバイバーの方が乳がんを乗り込え、乳がんになる前よりももっと心身ともに健やかに、自分らしく過ごせるよう、これまでの乳がん専門医の知識と経験を活かしてお一人お一人に合わせたサポートすることです。もし、乳がん治療後の生活に悩みや不安を抱えている方がいらっしゃいましたら、まずは、どうぞお気軽にご相談ください。オンラインだからこそできる、あなただけに応じたサポートをお届けし、あなたがあなたらしい生活を取り戻し、前向きに歩んでいけるよう、全力でお手伝いさせていただきます。
海外で乳がん治療に臨むことに不安を感じている方からのご相談もお待ちしております。
乳がんに負けず、一緒に自分らしい人生を取り戻していきましょう!!

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以下、私のこれまでのストーリーです。
興味がある方がいらっしゃいましたら読んでいただけると嬉しいです。


幼少期と転校が育てた柔軟性と人間関係の構築力

私は1981年、鹿児島県鹿児島市に生まれました。三人姉弟の長女として、幼少期は外で遊ぶことが大好きな子供でした。父親の仕事の関係で小学校、中学校と数度の転校を経験しました。これは子供心にも強く不安を感じた経験でしたが、新しい環境で新しい友達を作り、柔軟に対応する能力を培うことができ、私の人生に大きな影響を与えたと思っています。

1981年鹿児島で生まれました。
6歳のころ両親と二人の弟と。男兄弟の中、たくましく育ちました。


医師への決意と初期研修の経験

中学時代に友人を病気で失ったことが、医師になるという決意の原点でした。友人の死を通して、命の尊さと医療の力を強く感じた私は、勉強と部活に打ち込んだ高校時代、1年間の浪人生活を経て、地元の鹿児島大学医学部に入学しました。2007年に医師国家試験に無事合格し、医師としての一歩を踏み出しました。

2007年医師国家試験合格。

大学卒業後、上京し、東京の総合病院で2年間の初期研修を行いました。ここでの2年間は、病院に住み込むような忙しい日々でしたが、医師としての基礎を徹底的に学び、多くの優秀な同期と切磋琢磨しながら成長しました。この時期に培ったスキルと知識は、私のキャリアの土台となりました。

初期研修医時代。研修先の病院に来てくれた母と、今は亡き祖父と。


乳腺外科医としての成長と家庭との両立

研修医として多くの病気に向き合う中で、乳がんという病気に出会いました。女性特有の病気であり、診断から手術、薬物治療、さらにはターミナルケアまで、患者さんの人生に深く関わることができるこの分野に強く魅了され、乳腺外科医としての道を選びました。初期研修を終えたタイミングで、研修医時代の先輩と結婚し、静岡のがん専門病院で乳腺外科医としてのキャリアを本格的にスタートしました。

その後、がんセンターでの6年間で、1000例近くの乳がん手術や薬物治療の経験を積みました。また数多くの乳がん患者さんやそれを支えるスタッフの方々と関わりを通して、幅広いことを経験値として学ぶことができ、乳腺外科医としての基礎を築きました。幸運にもキャリアと並行して二人の子供を授かり、仕事と家庭の両立に悩む中で、地元の鹿児島に帰ることを決意、2015年に鹿児島の乳がん専門病院で新たなキャリアをスタートさせました。両親のサポートも受けながら、さらに研鑽を重ね、2016年に念願の乳腺専門医の資格を取得することができ、忙しいながらも一人前の乳腺外科医として日々、患者さんと関われることに喜びを感じる日々でした。その後、2017年に子供をさらにもう一人授かりました。仕事にも家庭にも充実した日々でしたが、今振りかえってみると、仕事にやりがいがありもっと患者さんと関わりたい、一人でも多くの人の支えになりたいと思う一方で、今しかない子供達との時間ももっと取りたいと、ジレンマを抱えながら、日々いっぱいいっぱいで、自分のことを振り返る余裕もなく過ごしていました。

がんセンター時代。初めての子育てに奮闘しながら、勉強の日々でした。
2013年 なんとか外科専門医を取得。


2014年 鹿児島へ戻った頃。
2016年 念願の乳腺専門医を取得。
手術中の様子
病棟で同僚の先生や看護師さんと。

コロナ禍での気づきとイギリスへの移住

そんな中におとずれたコロナ禍。コロナ禍で健康と家族の大切さを再認識し、これまでの生活を見つめ直す機会を得ました。そんな中で、夫がイギリスでの留学のチャンスを得ることができ、せっかくのいい機会だと2年間の予定で家族でイギリスへ移住することを決めました。2022年春に渡英し、子供たちは言葉の壁に不安を抱えながらも、たくましく、現地の学校での生活に馴染んでいきました。イギリスでの生活は、初めは日本との文化や生活、価値観の違いに戸惑うことや、言葉の壁に悩まされることも多く経験しました。しかし、次第に慣れてくると、日本とは違う価値観、特に働き方や家族へ対する考え方の違い-家族との時間や自分の時間を最優先にする価値観にとても魅力を感じるようになりました。当初は2年間で日本へ帰国の予定でしたが、夫、子供たちを含め、イギリスでの生活を延長したいと思うようになり、現在、イギリス生活3年目に突入しています。


The Seven Sisters にて家族で。
真っ白な崖壁がとても美しかったです。


新たな挑戦、再び医療、乳がんの道へ

イギリス移住当初は、期間限定の予定でもあり、私は慣れない新天地での家族のサポートに徹していました。これまでの共働き生活では得られなかった、子供達との時間がたくさんとれることに喜びを感じていまいた。一方で、生活が落ち着くにつれて、家のことだけをやっている生活は、一人前の人間としてサボっているような、世間からおいて行かれているようなモヤモヤした気持ちを感じるようになっていました。

そんな中、コーチングを受ける機会を得て、自分を見つめ直した結果、やはり私の情熱は医療や乳がんにあること、再び乳がんに携わることを仕事にして、一人でも多くの乳がんで困っている方の助けになりたいと思うようになりました。また、イギリスでの生活を通して、予防医学やメンタルヘルス分野にも関わりたいという思いが強くなりました。そして私がやりたいのは、イギリスで文化的な背景が異なる患者さんと英語で向き合うということよりも、日本の乳がん患者さんをサポートしたい、私に何ができるのだろう、と考えるようになり、現在の活動を開始することを決意しました。

私が目指すのは、乳がんの患者さんが治療後も心身ともに健やかに過ごせるよう、医療の知識と経験を活かしてサポートすることです。もし、乳がん治療後の生活に不安を抱えている方、または海外で乳がん治療に臨むことに不安を感じている方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。オンラインだからこそできる、あなただけに応じたサポートをお届けし、あなたがあなたらしい生活を取り戻し、前向きに歩んでいけるよう、全力でお手伝いさせていただきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


     乳腺専門医 トータルウェルネスアドバイザー
                  佐藤 睦


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