オススメのマンガ その③の続編
今回は以前紹介した『魔法使いの婚約者』の続編になります!
著者が変更になりまして、続編は「はいいろ」先生がコミカライズされています。こちらも美しいイラスト!全3巻です。
前回のかづか先生の作品はとにかく「美」!!!!割とキャラクター原案に近い形で美麗に描いて頂いていたと思いました。
今回のはいいろ先生は「柔」という印象を受けました。絵のタッチが柔らかく、サカノ先生ともかづか先生ともイメージがちょっと異なっています。
またこちらも最高なジャケ買い&タイトル買いでした。
この新章は、原作小説の3巻部分をコミカライズされています。
コミック1巻のあらすじを以下に載せますね。
今回は、大祭の執行者を巡る内紛がメインテーマです。
この世界にある大神殿で、次期神官長になるための派閥が2つあります。王家との血縁関係がある派閥と、ずっと神殿で務めてきた派閥。今回の大祭を王家の関係者である神官が執行することに、反対の声を上げるもう一つの過激な派閥が衝突して…
というのがストーリーの導入です。
さっそくフィリミナ、巻き込まれています。
エギエディルズ(長いので以下エディ)のくれた花で作った栞を
大祭を執行する予定の神官に奪われて、取り返すために行動することが今回の原因です。
と、物語の始まりはやはり王道スタートなのですが…前回と違う点が1つ。エディが心配性&甘い!とにかく甘くなっちゃいました!
エディの感情が結構表に出るのは嬉しい変化ですが、相変わらずフィリミナは迷惑をかけまいと、自分で問題を解決しようとしてしまいます。
エディに迷惑をかけたくない、対等でいたいという願いからの行動ですが、前回とは違って夫婦になっていることがポイントです。
割と早い段階でエディと協力して大祭を乗り越えようと動きます。
前回までの話では、ツンデレなエディと、気持ちを飲み込んでしまうフィリミナのもどかしい関係が、読者としては楽しみがありました。
しかし、今回からのエディは違います。もう初めから感情全開です…フィリミナ大好きです笑
凄い変化に驚く読者も多いかもしれませんが、それが原作、中村朱里先生の真骨頂。溺愛ルートなのです!!それはそれで面白い!!!
あまりネタバレを書いてもいけませんので、今回は導入だけお伝えしました。どれだけエディが変化したのか楽しめますので、続きをチェックしてみてほしいと思います!
コミックスは全3巻で、1・2巻の巻末には中村先生の書き下ろしSSが収録されています。
前作とは少々異なるテイストの漫画ですが、主人公たちの魅力を十分に引き出して面白さを描写していただいています。
手に取って読んでいただけると…仲間ができた!と私が喜びます!!
また、原作の中村先生の他の作品は、まだまだたくさんあります。無料で閲覧できる「なろう」のサイトなどでも執筆されています。検索して素敵な溺愛系ワールドを堪能してみてください!!
下に中村先生のnoteをリンクしています。
※原作の『魔法使いの婚約者』は、14巻で完結となっていますので、一気読みするのもいいですよ。
次回のマンガ紹介は、少々昔のマンガになりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです^^