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ガチャガチャ前で大泣きする子、我が家の対応①(地方公務員✖️凸凹子育て 23 )
こんにちは。
子どもが不登校になったことで色々な気づきを得て、自分の生き方を見直している地方公務員のソラミテコです。
さて、小1で不登校になった息子は個性が強め、小さい頃から育児書通りにいかなくて、大変だなと思うことが多かったです。
でも、時間と共に解決してきた部分、違う見方ができるようになった部分も沢山あります。
当時の自分や、今同じように悩んでいる方に届けばいいなと思い、書いてみます。
うちの息子、素直に言うことを聞いてくれない子でした。
公園では「あと◯回やったらおしまいにしようね」のあとの「もう1回!」が果てしなく続く。
スーパーで「今日はお菓子買わないよ」と言っても「買う!」としゃがみこむ。
ガチャガチャで欲しいものが出なかったら「まだやる!」と動かない。
勿論、子どもであればある意味当たり前な姿なので、親御さんはここを工夫で乗り切ると思います。
例えば、気持ちを切り替えられるような提案(「じゃあ代わりにアイス食べようか」や、「あそこまで早く行った方が勝ちね、『よーいどん!』」)等は私も上の子の時によくやっていました。それで、上手くいきました。
しかし、我が家の息子の場合、それで気持ちが切り替わるということは、ほぼありませんでした。
アイスじゃない!と怒って主張し、「よーいどん」と走り出す母をじーっと見つめて動かない、息子。虚しさが募ります。
ここで、ちょっとくらい買ってあげよう、あと1回だけやらせてあげよう、と譲歩しても「ちょっと」「あと1回」がそれだけで終わらず、いつまでも要求されるので、当時は困り果てていました。
因みに、親が毅然とした態度で「できない」と主張すると、子どもはさらに激しく主張するので逆効果。
「じゃあもう先に行っちゃうよ」と姿を消すパターンも、全く動揺せずその場から動かないので、効果なし。
ガチャガチャの前では30分泣き続け、スーパーでは怒って陳列棚を蹴ろうとするのを大慌てで止める。
こんなトラブルでヘトヘトになるのが日常でした。とにかくいつも「親は何やってんの?」と周囲に見られているような気がして、辛かったです。
あの時やっていた、必死の対応策5つです。
①自分の予定を諦める
公園遊びなど、可能な時は付き合いました。ご飯の準備は諦める、買い物も止める、などこちらの予定を変更して、付き合える時は子どもが満足するまでやらせました。公園から人がいなくなり、外も暗くなるので、大体最後の1人になればそのうち終わります。そして、ここで「満足した」と思う機会を作ることで、親の言葉が届きやすくなると実感しています。
ただ、お金がかかるものだと満足いくまでやらせる訳にはいきません。
②トラブルになりそうな場所には行かない
まず、欲しいものがある場所やスーパーには連れて行かないよう、ガチャガチャの前は通らないよう気をつけていました。しかし、スーパーは何とかなっても、ガチャガチャが溢れるこの国で、子どもの遊び場でそれを避けるのは非常に困難でした。
③共感する
「そうだよね、欲しいよね」「欲しかったの出なくて悔しいね」と一緒に残念がる。
初期は「そんなこと言っても無理だよ」と正論で対応していましたが、子どもの感情を逆撫でし、泣き叫ぶ声が大きくなるだけだと悟ってからは、共感の一択。それで落ち着くわけではなく、「うるさい!」と逆ギレされたこともありますが、少なくとも状況を悪化させない効果はありました。
この場合、周囲の視線を気にすると、親も焦ってしまい、早く泣き止ませなきゃ、どうしていつまでも泣いているの、とどんどんイライラしてくるので、上手くいきません。
子どもに気持ちを集中したいので、電車だったら次の駅で降りる、スーパーだったら端っこや駐車場まで行くなど、少しでも人目の少ない場所に移動。
どうせ、周囲の通行人は知らない人なのです。どう思われているか考えるより、子どもが少しでも落ち着けるよう、そばでゆったりした共感の気持ちで見守ることが、長引かせないコツだと思います。
長くなったので、あと2つは次に書いていきます。