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クリぼっち回想記

12月後半になって ようやくツリーを出した
お店は商売上の理由もあるんだろうけど 
11月にクリスマスの飾りはさすがに早すぎて落ち着かない

ニトリのハーフツリー
壁に掛けるタイプなのでスペース不要
掃除もしやすいのでペットのいる家にもいいかも

12月後半になると、二十歳くらいの人の投稿で
「クリぼっち確定‥涙」みたいなのを いくつか見かけて
時代が平成から令和に変わっても「楽しい予定のないクリスマスは悲しい」というのは変わらないんだなと思った。

今はSNSとかで 他人のキラキラした過ごし方が目に入ってしまうし
なおさら自分だけ とり残されたような気分になるのかも知れない

自分は既婚者だから ぼっちではないけど、別にホームパーティーとかやらないし
子供はサンタさんを心待ちにする年齢でもないので
近所で買ったチキンとケーキを食べる以外は いつもと同じ笑

🎄クリスマスと聞くと 微妙な気持ちになる人に
「テーマパークのCMやクリスマスケーキのCMみたいな きらびやかなクリスマスをやってる人なんて ほんの一部だよ」と言いたくなる

サンタさんになる人は色々忙しいけど
たいていの人は ほぼいつも通りの日常

でも「落ち込む」という人の気持ちも分かる 

自分の20代は SNSの情報はなくても 
「クリスマスは大切な人と過ごす特別な日✨️」みたいな煽りを メディアがけっこうやっていて、彼氏がいないと肩身の狭い感じだった

OLだった自分は 近道のために駅ビルの中を通っていたけど
ある年 平日のクリスマスイブ、おじさんばかりの職場で1日働いて ヨレヨレになって帰るとき
指輪とか買ってる幸せそうなカップルがあっちにもこっちにもいて
「拷問か…」と思いながら通り抜けました…

その頃は『おひとりさま文化』もあまり無くて「自分と似たような人は結構いる」とか思えなかった。

自分は世界の何処からも必要とされてないと突きつけられたような、かなり暗い気持ちになり
あまり周りを見ないようにして うつむき気味で歩く。


最寄り駅を降りると、追い打ちをかけるように 幸せカップルが前を歩いていて
寄り添うように歩きながら □□ハイツの中に消えていくのを見て
一瞬「投石していいかな…」とさえ思いました ←犯罪です

もちろん そんな事はしないけど
「なんで誰も私のことを気に掛けてくれないのかな… 私 そんなにつまんない人かな」と泣きそうな気分。

自分磨きをして、出会いに繋がりそうなことは行動に移して
何かを怠けてるつもりはないのに なんでダメなんだろう

音楽を聴くとか 笑えるものを見るとか、好きなことをする気分にもなれなかったクリスマス。


あの時の自分に言ってあげたい
「クリスマスが平常運転とか 別に悲しいことじゃない
毎日真面目に仕事して 迷惑なことをしないよう心掛けながら暮らして
ちゃんと生きてるんだから 胸を張って歩けばいいんだよ」


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