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【駆け出し政治家の活動日記】普段の活動の様子③~地域要望編~

【地域要望とは?】

以前、【駆け出し政治家の活動日記】政治を身近に③ の記事で「まちづくり」について触れた際に住民から声があった事例をいくつか紹介しました。
皆さんが生活しやすい環境を求める中には、市が管理する施設の充実、市の取組事業の拡充や防災に関わることなどを求める声が多岐にわたります。特に道路や河川の整備・修繕といったインフラ整備にかかるものが多いかと思います。これらの要望を私たち政治家は行政に伝える仕事をしています。

【どんな要望があるのか?】

ここで、以前の記事で紹介した地域要望とは違う内容を紹介します。

改善前

ここは、グレーチング(溝を蓋している金属製のもの)でふさいでいる溝にゴミや落ち葉が溜まるため、地域の方が定期的に清掃をしている場所です。
その際にはもちろん、グレーチングを外して行っているのだが、これが重いんです。昨今、町内会も少子高齢化を受けマンパワーが不足してます。
そのため、高齢者にとってはかなり負担となっていました。
そこで、現場に行って確認をしたところ、溝の構造上、埋めてしまっても問題がないのではと思いました。

そこで、担当課へ相談をしたところすぐにご対応をいただき、以下の通り綺麗に埋めていただきました。

改善後

次は道路標示についてです。
ここは上に新しくバイパスができたため、降り口として利用されている道路です。少し坂となっており、また、信号もない開けた道のため、スピードが出やすい環境にあります。
しかし下った先には横断歩道や信号機があるため、スピードの出しすぎには注意が必要です。そこで、注意喚起を行うための対策をお願いしたところ、減速標示をしていただきました。

改善前

そこで、注意喚起を行うための対策をお願いしたところ、減速標示をしていただきました。

改善後


そして、それらの声をどこに伝えたらいいのか?そんな時に私たち政治家が力になります。
住民と行政をつなぐパイプ役として地域の相談事、悩みごとを

【要望を出せばすべて通るのか?】

これまで活動をしてきて、すべてが要望通りにご対応いただけたかというとそうではありません。
地権者の問題や、市が管理するものではなかったり、費用対効果が得られないものであったりと解決に至らない場合もありました。
その際に、希望に添えないことを伝えるのは正直気が引けることもあります。

改善することで、多くの住民の暮らしを豊かにする。その理由付けをしっかり持って、行政と話し合いに挑む。一つの交渉だと感じています。

これからも、住民と行政をつなぐパイプ役として政治家としての自覚を持った活動をしていきたいと思います。

次回は「部活動の地域移行について」です。
今後は時事問題も取り上げていきたいと思います。
毎週火曜日と土曜日に更新していきます。

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