当面の見通し

 本態性血小板血症、当面の見通しは、さしあたり、(1)骨髄検査は結果待ち(線維化してないといいな)、(2)血小板の数値はそろそろ次の手を考える時期(次回の血液検査次第)、(3)「次の手」でコントロールできなくなると、骨髄移植かねえ、といったところ。

 (1)骨髄が線維化していると、骨髄線維症という病名も別につくことになる。ただ、骨髄検査の結果待ちとはいえ、先日行ったCT検査の結果からは、肝臓や脾臓に異常はなさそうなので、いまのところは線維化していないと推測される、という状態(推測が当たるといいな)。

 (2)血小板が多いことについては、現在、クロピドグレルという血栓を予防する薬(血液をさらさらにする薬)で対応中。これは、血小板の数を減らす作戦ではなく、血小板が多くても血栓イベント(脳梗塞とか、心筋梗塞とか)が起こりにくくしようという作戦。今後、血小板の数値が上がりすぎると、血小板の数を減らすような薬(抗がん剤の類い)の使用が視野に入ってくるとのこと。

 (3)抗がん剤を使っても血小板の数が減らせないとか、遺伝子変異(JAK2遺伝子に変異がある)に由来して白血病や骨髄線維症も発症することになると、骨髄移植も検討することとなる。主治医の今のところの見立てでは、5~10年程度で骨髄移植になるかも、とのこと。

 という状況なので、まずは骨髄検査の結果が大事。線維化してませんように。

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